飾りながら食べられる花「エディブルフラワー」を鉢植えで育てるには?

飾りながら食べられるエディブルフラワーの育て方 家庭内菜園

こんにちは。トレトレです。

食べられる花「エディブルフラワー」ってご存じですか?

私は以前エディブルフラワーのゼリーを作ったことがあるんですが、花びらのゼリーってものすごくキレイで、作れた時には感動しました。

実は、その飾りながら食べられる花「エディブルフラワー」は、鉢植えでも育てられるんです。

ということで、今回は「エディブルフラワー」の育て方やおすすめレシピなどご紹介します!

エディブルフラワーの育て方のポイント

エディブルフラワーの育て方のポイント

エディブルフラワーは、飾りながら食べられると人気の花ですが、花びらなら全部食べられるわけではなく、食用NGとされる花びらもあるので気を付けましょう。

食べられない花びらには「ヒガンバナ・アジサイ・ヒヤシンス・クリスマスローズ・クレマチス・スズラン・キキョウ・シャクナゲ・キョウチクトウ・アネモネ・ジギタリス・スイセン」などがあり、「プロトアネモニン」や「サポニン」というような毒性の物質が含まれている可能性があります。

また、観賞用として売られている花は、延命剤などの薬品が使われているので、食用には向きません。

共通して必要なもの

今回は、ナスタチウム、パンジーやビオラなどの育て方をご紹介しますが、共通して必要な道具には、以下のようなものがあります。

  • 植物の苗や種
  • 鉢…5~6号
  • 鉢の底に敷く石
  • 肥料入りの園芸土
  • 土に混ぜる肥料
  • バーク堆肥
  • 液体肥料
  • グローブやハサミなどの園芸用具

上記の道具は必須ではありませんが、あると便利なので、まず用意してみてくださいね。

ナスタチウムの育て方のコツ

ナスタチウムの育て方のコツ

ナスタチウムは初心者でも育てやすく、かつ食用としても有名なので、エディブルフラワーとして育てるにもピッタリの花です。

もし、害虫が心配な時には酢を利用した予防剤を活用してみてください。

  1. 種は一晩水に浸けこみ、発芽しやすくしておきましょう。
  2. 鉢に元肥入りの草花用培養土を入れたら、種を15cm間隔でまき、1cmほど土をかけておきます。
  3. 日当たりがよく、風通しの良い場所に置き、水やりは土の表面が乾いた頃に、たっぷりと与えましょう。
    ※乾燥に強い植物なので、水のやり過ぎには注意してください。
  4. 花が咲く頃になったら、2週間に一度くらいの頻度で、液体肥料を与えます。
  5. 夏の暑さで株が弱る7月中旬頃には、草丈を半分の高さで切り戻ししておくと、秋にも花を咲かせてくれます。
  6. 飾りながら食べられる花で、茎や果実も食べられると、いわばエディブルフラワーの万能選手です。

黄色やオレンジなどのビタミンカラーを咲かせるので、ちょっとしたサラダに使うと、華やかな感じになると思います。

パンジーやビオラの育て方のコツ

パンジーやビオラの育て方のコツ

私の中でエディブルフラワーといえば、パンジーやビオラです。

見た目が似ていますが、パンジーは花びらが5cm以上、ビオラは4cm以下との違いがあります。

色や大きさなど好みに育てられるのも家庭菜園の醍醐味ですね。

  1. まず、卵のパックやセルトレーのような小分けされている容器を使い、培養土を入れましょう。
  2. 種が重ならないようにまき、その後、薄く土をかぶせるようにします。
  3. 発芽するまでは、霧吹きで水やりを欠かさずに行い、直射日光の当たらない日陰で管理を続けます。
  4. 発芽したら、日当たりがよく、かつ風通しの良い場所に移動させましょう。
  5. 本葉が3~4枚出る頃を見計らって、元肥入りの草花用培養土を入れた鉢かプランターに植え替えます。
  6. 水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えますが、3月頃までは、10日に1回くらいの頻度で液体肥料を与えるか、1ヵ月に1回くらいの頻度で固形肥料を与えるのがポイントです。
  7. 実が付くとそちらに栄養を取られてしまうので、枯れた花はこまめに摘み取りましょう。

エディブルフラワーの利用法ならゼリーがおすすめ!

エディブルフラワーのゼリー

エディブルフラワーのゼリーが個人的におすすめなので、以下にレシピサイトもご紹介します。

エンゼル型と呼ばれるリングの形をしたケーキ型を使えば、美しい花びらのゼリーが完成です。

<所要時間:1時間以上(冷やす時間込み)>

材料:エンゼル型・18cm

●エディブルフラワー(ミックス)…20枚
●黄桃の缶詰…250g
●ナタデココ缶…100g
●缶詰のシロップ…150g
●水…250cc
●砂糖…大3
●レモン汁…大1
●粉ゼラチン…10g
●ゼラチン用水…50cc

★レシピ引用元(画像手順なし):初心者でも安心!Torezuの簡単&本格的なレシピ

★レシピ引用元(画像手順あり):トレーズの大家族レシピ

食べて飾って楽しもう!

それでは、飾りながら食べられる花「エディブルフラワー」の代表的な品種の育て方のコツ、エディブルフラワーを利用したスイーツレシピなどご紹介してみました。

エディブルフラワーは飾りながら食べられると人気ですが、花びらを浮かべるだけで、なんだか気持ちが落ち着く気がします。

初心者向けではないんですが、鉢やプランターなどで育てられるので、ぜひ手順なども参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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