こんにちは。トレトレです。
プランター栽培が順調にいってると思いきや、病害虫のせいで植物がダメになったや、防寒対策を忘れて植物が枯れてしまったなどの経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
特に、冬場の北海道では防寒対策は必須ですし、冬になってから家の中で病害虫がはびこるのは両方とも嫌ですよね。
そこで今回は、プランター栽培では欠かせない病害虫対策と防寒対策のコツをご紹介します!
プランター栽培の病害虫対策のコツ
プランター栽培は、普通の畑での栽培と比べると、病害虫が発生しにくいと言われていますが、理由は土の量が少ないこと、土を使いまわさないこと、また高層マンションのベランダなどは虫がそもそも飛ばないなどがあるからです。
なので、せっかく病害虫が発生しにくい環境なのですから、培養土も無菌タイプを選んだり、苗にも害虫がついていたりしないタイプを選ぶのがポイントです。
以下に、プランター栽培で病害虫対策のコツをご紹介しますね。
コツ①コンパニオンプランツを育てる
病害虫対策をするなら、まず、コンパニオンプランツ(近くに植えることで、お互いに良い効果を与えあうとされる野菜の組み合わせ)を活用してみましょう。
植物には、特定の虫がつきやすい、出やすい病気が決まっているなどの植物もあれば、逆に、病気や害虫を遠ざけてくれる野菜もあります。
たとえば、ねぎとトマトを組み合わせる、ねぎとナスを組み合わせる、ねぎときゅうりを組み合わせるなどが代表例です。
コツ②防虫ネットを活用する
防虫ネットを利用する時には、上にアーチ状に支柱を渡して、全体を防虫ネットで覆うようにするのがポイントです。
このとき、裾を紐でしっかりとプランターにくくりつけることで、内部に害虫が入るのを防いでくれるんですね。
また、防虫ネット以外にも、市販の粘着テープも対策として優秀で、特定の色に引き寄せられた虫たちをテープにくっつけて退治できます。
コツ③通気性を上げる
害虫は空気のよどんだ場所に現れやすいので、通気性を良くするだけでも病害虫対策になります。
対策としては「プランター同士の間隔を空ける」「間引きして株の間を確保する」「枯れ葉はしっかりと取り除く」「プランターの高さを上げてみる」などがありますので、まずプランターの空気の通りを良くしましょう。
枯れ葉を取り除く理由は、病原菌が付着している可能性が高いからで、普段のお手入れも欠かさず行ってみてください。
プランターの防寒対策のコツ
プランターの防寒対策は、寒い地域では必須の作業です。
対策はいろいろありますが、今回は代表的な3つのコツと方法をご紹介します。
防寒対策①置き場所に注意
冬場はどうしても寒くなるので、日中は、日光の当たる温かい場所にプランターを置き、夜になったら、室内に移動するなどの方法がおすすめです。
ただ、冬場でもそこまで気温が下がらない地域では、日光の当たる場所が暑すぎる可能性もあるので、もし暑くなりすぎる時には、ビニールの裾を開けるなどして気温を適温に保つようにしてください。
防寒対策②防寒資材を活用
防寒対策を簡単にするなら、市販の防寒資材を使うのも有効な方法です。
防寒資材には、たとえば「不織布」「寒冷紗」「ポリフィルム」「敷きわら」「ホットキャップ」「防虫ネット」などがあるので、それぞれ使い方を確認して対策してみてください。
このうち、防虫ネットは厳密にいえば防寒対策の資材とは呼べないかもしれないですが、冷風をある程度防いでくれますし、防寒と防虫対策が同時にできるのはメリットかもしれません。
防寒対策③寒さに強い野菜をチョイス
野菜や植物には、寒さに強いタイプもあれば寒さに弱いタイプがあるのは人間と同じです。
もし、防寒対策をするなら、できるだけ寒さに強い品種や野菜を選ぶのも立派な対策になります。
このうち、多少寒さに強いだけの野菜に関しては、ビニール袋をかぶせるなどの対策も有効です。
プランター栽培は市販品の対策が便利
それでは、プランター栽培でやっておきたい病害虫対策や防寒対策のコツなどご紹介してみました。
どちらの対策も市販の資材を利用すると便利ですし、手間もかからないので、もしオールシーズンプランター栽培を楽しみたいと言う方は、上記の対策を忘れずに行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました!