水性栽培で成功するためのポイントとは?失敗の原因や対処法など解説!

水耕栽培の成功のためのポイント 基本

こんにちは。トレトレです。

水耕栽培は初心者向けと言われる反面、失敗する方も多く、本当に初心者向けなの?と疑ってしまうこともあります。

ただ、どんなことでもそうですが、成功するためのポイントがあり、失敗したとしても原因がどこにあるかがわかれば、対処法なども見つかるので安心してください。

ということで、今回は水耕栽培で成功するためのポイントや失敗原因はどこにあるのかなどご紹介します!

水耕栽培で成功するためのポイント

水耕栽培で成功するためのポイント

水耕栽培で成功するためには、まず水耕栽培にどんなメリットがあるかだけではなく、デメリットもしっかりと確認しておく必要があります。

まずは、水耕栽培の人気の秘密でもあるメリットを見ていきましょう。

水耕栽培はメリットもいっぱい

水耕栽培のメリットは、以下のようなものがあります。

  1. 土を使わないので天候に左右されない
  2. 無農薬に近いので衛生的
  3. ベランダなど省スペースで栽培できる
  4. 家にあるもので代用できる
  5. 手間は水替えがメイン
  6. インテリアの代わりになる
  7. 病害虫が付きにくい

などのメリットがありますが、水耕栽培をこれから始めようと言う方にとって、省スペース&家にあるもので容器などが代用できる点などは大きなメリットです。

土を使わない分、手間も水替えだけがメインですし、同様に病害虫が付きにくくなるのも魅力的な部分ですよね。

それでは、次にデメリットを見ていきましょう。

水耕栽培にはデメリットもある

水耕栽培のデメリットも見ていきましょう。

  1. 育てられない種類の野菜もある
  2. 日照時間に左右される
  3. 人工の光が必要な分光熱費が高くなりがち
  4. 栽培キットが必要なケースもある

これらがデメリットと言えますが、スプラウトなどは水耕栽培向きですが、同じ種を使っても、かいわれ大根と普通の大根を比較した場合、大根は水耕栽培では育てられません。

また直射日光を遮る必要がある野菜や植物も多く、LEDなど人口の光を必要とする時もあり、その分光熱費がかかる=コストがかかるなどのデメリットもあります。

ほかにも、一部の水耕栽培での野菜や植物には、専用の栽培キットが必要なケースもあり、こちらもコスト面を考えればデメリットと言えるでしょう。

水耕栽培の失敗原因3選

水耕栽培の失敗原因3選

水耕栽培で失敗する原因はさまざまですが、その中でもよくある失敗を3選してご紹介します。

原因①日照量の不足

畑などに植えている植物なら太陽光が日中は降り注ぎますが、室内で育てる水耕栽培は、日中も光が当たらなくなり、結果的に日照不足になりがちです。

発芽までは日陰が良いとされていても、その後に日照量が足りないと、十分に光合成が行えず、しなしなの野菜が出来上がってしまうでしょう。

色が薄くなったり、小さすぎたり、歪な形になったりなどの失敗は、もしかしたら日光の量が不足しているのかもしれません。

日照量不足に対する対処法

日照量が足りない場合は、日光に当てればいいわけですから、少なくても1日3時間以上は日光が当たる場所に置き場所を変更してみましょう。

どうしても家の中で日光が当たる場所が確保できない時には、LEDライトを当てても問題ないので、とにかく光合成が出来る環境を作るようにしてみてください。

原因②水分調節で失敗

水耕栽培には、清潔な水を十分に与えることが必要ですが、水分量が多すぎても、根腐れの原因になります。

また、逆に水分が足りないと、植物の根が十分に水に浸っていなくて枯れる可能性もあります。

なので、適切な水分調節もまた成功のポイントで、簡単に育てられるとは言っても、管理がずさんな方は失敗の可能性が高くなりがちです。

簡単=手抜きができるとは考えず、植物という命を育てていることを意識してみてください。

水分調節での対処法

水の量が少なすぎる、多すぎるなどの失敗の原因の多くは、一定量の水分を与えていないことから起こります。

なので、水やりのタイミングで、容器全体の水を2~3日に1回くらいの頻度で、丸ごと交換するようにしてみてください。

古い水と新しい水を交換することで、一定量に保ちやすくなりますし、清潔な水になれば、水耕栽培のスプラウトも育ちやすくなります。

原因③スポンジが硬すぎる

水耕栽培では、水を含ませたスポンジの上に種をまきますが、そのスポンジが硬すぎると、野菜の根が育たなくなるのもよくある失敗です。

土台部分が硬すぎれば、スポンジに根を張ることができず、上に向かって成長するしかなくなった植物は、根元から倒れることも多いです。

スポンジなら何でもよいと思いがちですが、水を含ませたときある程度の柔らかさがないと、水耕栽培でも根が育たず失敗してしまいます。

スポンジの硬さへの対処法

スポンジは簡単に手に入りますが、一方で水耕栽培向きの柔らかいスポンジを探すとなるとそれなりに大変です。

もし柔らかいスポンジが手に入らない場合の対処法として、100均などで売られている「お茶パック」を利用する方法もあります。

そのお茶パックの中に園芸用の土(ハイドロカルチャーやパーライトなど)を詰めれば、より簡単に土台が完成します。

ホームセンターや100均など身近なお店を利用すれば、専用のスポンジでなくても、いくらでも代用可能なのも水耕栽培の魅力です。

水耕栽培は原因がわかれば対処法も見つかる

それでは、水耕栽培成功のポイントをメリットやデメリットから確認する方法、よくある失敗の原因やそれぞれの対処法などご紹介してみました。

水耕栽培は、簡単=ずぼらではないので、こまめに水替えなどが必要となります。

植物は生きているのですから、家族同様に大切に育てることが大切です。

ぜひ、失敗の原因を探ってみて、それに対する対処法なども試して、水耕栽培を成功に導いてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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