こんにちは。トレトレです。
水耕栽培でも人気のアルファルファは、ムラサキウマゴヤシと呼ばれるマメ科の多年草のスプラウトで、もやしに近く味にも癖がないと人気の野菜です。
昔、欧米では牧草や肥料作物として育てられていましたが、1980年代には健康食品として注目されるようになり、現在ではスプラウトとして親しまれるようになります。
今回は、サラダやサンドイッチにもぴったりのアルファルファの育て方などご紹介します!
アルファルファを水耕栽培で育てるには?
糸もやしの別名もある「アルファルファ」は、スプラウトの中でも一番人気のあるタイプで、癖のない味と食感が人気です。
そんなアルファルファを種から育てる方法をご紹介します。
①用意するもの
アルファルファを水耕栽培で育てるなら、専用ジャーを使うのが簡単です。
以下に必要な道具などを見ていきましょう。
- アルファルファの種
- 水耕栽培に使う容器(専用ジャーがあると便利)
- 計量スプーン(15cc計れる大さじタイプ)
- 紙袋やアルミホイル(日光を遮断するため)
- ボール(調理用のでOK)
スプラウトを栽培するなら、専用のジャーなどがあると便利ですが、ない場合は一般的なガラス瓶などでも問題ありません。
専用の容器がない場合は、大き目の瓶を用意して、ガーゼを輪ゴムで留めることで代用できます。
②種をたっぷりの水に漬ける
キレイに洗った栽培用の容器にアルファルファの種を入れたら、たっぷり水を入れて、8時間以上(おすすめは一晩)水に漬けこみます。
大さじ一杯の種に必要な水は、約3カップ(600cc)なので、容器には水を多めに入れるのがポイントです。
一晩経つと、水が茶色く濁ってくるので、次の工程に移りましょう。
③水を捨てて暗所に置く
蓋にしているガーゼをつけたまま、まず茶色く濁った水を捨てます。
その後数回水洗いし、瓶を清潔に保ちましょう。
水をよく切ったら、瓶の頭が下になるようにし、斜めに瓶を配置します。
瓶にサポートがないと斜めに配置が難しくなるので、ボールや100均のブックスタンドなどを使って、斜めに置けるように工夫してみてください。
④冷水ですすぐのを繰り返す
アルファルファは水が汚いと腐ってしまうので、少なくても朝と晩の2回は、冷水ですすぐのを忘れないようにしてください。
3日目くらいになると芽が出てきて、ガラス瓶の外側からも成長度合いがわかるようになります。
水切り後、4日くらいが収穫時期なので、時期を逃さないようにしてください。
⑤収穫のポイント
アルファルファが成長を終えたら、ボールなどに取り出して、一旦水洗いしましょう。
種の皮が浮いて来たら、それは捨ててかまいません。
また、瓶の底の方に発芽できなかった種が残っている場合は、こちらも捨てます。
アルファルファだけを収穫し、ざるで水を切ったら、食べられるアルファルファの完成です。
もしすぐに食べきれない量が収穫出来た時には、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存も可能ですが、少なくても2~3日で食べきるようにしましょう。
アルファルファの育て方の注意点
アルファルファは、水耕栽培初心者向きの野菜ですが、育てる上でいくつか注意点があるのでみていきましょう。
まず、アルファルファを育てるときには、上記でもご紹介したように、直射日光を当てずに育てる必要があります。
アルファルファは、暗闇の中でしか発芽しないスプラウトなので、紙袋やアルミホイルなどを活用しましょう。
また、アルファルファの発芽適温や生育適温は「15度~25度前後」と言われています。
夏など暑い時期は、水も腐りやすくなるので、こまめに水を交換しておきましょう。
アルファルファはサラダにも人気の野菜
それでは、水耕栽培でも人気のアルファルファの育て方のポイントや育てる上での注意点などご紹介してみました。
アルファルファは、専用ジャーが便利ですが、ガラス瓶などを利用しても育てられます。
アルファルファはもやしのようなスプラウトで、サラダやサンドイッチにもおすすめの野菜です。
ただ、初心者向きの野菜とも言われていますが、水を替えるのを怠ると腐る危険性があるので、水替えはこまめにするようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!