こんにちは。トレトレです。
私は知らなかったんですが、大葉のスプラウト=青じそスプラウトなる野菜があるそうですね。
私は青じそが大好きなので、毎回スーパーで必ず買うんですが、水耕栽培で育てられたら素敵だと思います。
スプラウトは手軽に新鮮な野菜が収穫できるのが一番の魅力ですし、ベランダなど狭い場所で育てられるのも嬉しいですよね。
ということで、今回は青じそスプラウトの育て方や注意点などご紹介します!
青じそスプラウトの育て方のポイント
青じそスプラウトは、カイワレ大根によく似ていますが、普段スーパーなどで売っている大葉より、香りや風味は弱めです。
逆に言えば、青じそが苦手な方の入門にもいいと思いますので、まずは、育て方のポイントを手順に沿ってみていきましょう。
用意するもの
青じそスプラウトは、種から育てる方法もありますが、発芽率が75%とやや低いので、初心者の方はあらかじめ、青じそや大葉の苗をホームセンターなどで買うのがおすすめです。
ほかに用意するものも一覧でまとめてみましたので、参考にしてみてください。
- 水耕栽培用の水を入れる容器(ペットボトルでOK)
根が長く伸びやすいので、できれば2リットルの大容量タイプがおすすめです。 - 水(水道水でOK)
カルキがよくないとの意見もありますが、逆に水道水に含まれるカルキは腐敗防止になります。 - 液体肥料
青じそや大葉には、菜物用の液肥が良いようです。
手順①容器の準備から
器や大きめの2リットルのペットボトルがおすすめなので、まず、ペットボトルの飲み口の部分をカットしたら、逆さに設置すれば準備完了です。
キャップはとくに必要ないので、可燃ごみに出してください。
容器を用意しておくと水の交換などお手入れが非常に楽になるので、ぜひ手軽なペットボトルで容器を用意してみましょう。
手順②水と液体肥料を投入
容器の準備が出来たら、水と液体肥料を投入していきますが、液体肥料はタイプによって入れる分量が違うので、しっかりとパッケージに書かれた分量を確認するようにしてください。
いろいろな種類の液体肥料がありますが、かなり高濃度なので、入れ過ぎには要注意です。
水も液体肥料の稀釈度によって入れる分量が違いますので、500~1000倍などと書かれている場合は、その範囲内に収まるように水を入れるのがポイントです。
手順③苗を容器にセット
今回は、種から育てないので、苗の土をきれいに取り除いてから、同時に水洗いして、雑菌が入らないようにしましょう。
洗っている最中に葉っぱなどが多少ちぎれることもありますが、青じそスプラウトは丈夫なので、多少傷がついても育つので安心してください。
根元の葉が引っかかってくれるので、ペットボトルから落ちる心配も少ないです。
手順④水替えや間引き
水耕栽培では水をきれいに保つのが育てるポイントとなるので、夏場なら3日に一度、冬場は5日に1度くらいの頻度で、水替えを行いましょう。
また、青じそスプラウトの場合、すぐに根元が混雑して絡み合ってきます。
そのまま放置すると根が腐ったり、窒息の原因になることもあります。
なので、根が煩雑にならないように、適宜間引きをして、余分な根などはカットしてみてください。
手順⑤収穫して完了
青じそスプラウトの収穫時期は、3月から9月の間と言われています。
一気に収穫しても良いのですが、できれば、1週間で2~3枚を料理に利用するなどすれば、長く楽しめるので、株が枯れるタイミングを考えて、少しずつ使うのもポイントです。
ただ、収穫時期を過ぎた冬は、寒さに弱い青じそスプラウトは大抵の場合枯れてしまうので、未収穫のまま枯らさないように注意してみてください。
青じそスプラウトの栽培で気を付けたいこと
青じそスプラウトを水耕栽培で育てるなら、以下の3つの点に注意してみてください。
- 有機質由来肥料はNG
即効性のある化学由来液肥を使わないと、根腐れの原因になったりします。 - 液肥の量は適量を守ること
肥料が少ないと生育できず、多すぎると肥料焼けなどの問題が出ます。 - 直射日光はNG
青じそスプラウトは木漏れ日の中で育つ野菜なので、強すぎる日光は味が落ちたり、生育が阻害されたりします。
まずは苗から青じそスプラウトを育ててみよう!
それでは、青じそスプラウトを苗から育てる方法や、育てる上での注意点などご紹介してみました。
青じそスプラウトは初心者向けの野菜ではありますが、初心者の方は種からではなく苗から育ててみるのがおすすめです。
また、直射日光はNGなので、日向ではなく窓際など優しく日光が降り注ぐ場所で育てるのもポイントです。
ぜひ、青じそスプラウトを水耕栽培で育てて、新鮮な青じそを料理や飲み物に利用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!