こんにちは。トレトレです。
水耕栽培初心者にまずおすすめなのが豆苗スプラウトですが、実は再収穫するにはちょっとしたコツがあります。
ただ、豆苗スプラウトは、水耕栽培をまず始めてみようと言う方にはぴったりなので、育て方のポイントや再収穫のポイントなど、押さえておくと失敗の原因にも早く気づけるでしょう。
今回は、豆苗スプラウトを水耕栽培で育てる時のポイントや注意点などご紹介します!
水耕栽培で豆苗スプラウトを育てるコツ
豆苗スプラウトは、初心者向けと言われていて、水耕栽培でも育て方が簡単な部類に入ります。
豆苗は売られているものをカットして再生栽培させることもできますが、まずは種から育てる方法をご紹介します。
①種に水を含ませる
豆苗スプラウトの種は、園芸店やホームセンターなどで種が売ってますので、水耕栽培用の種を買うようにしてください。
まず、豆苗の種を水に漬けこみ、発芽に必要な水分をしっかりと吸水させましょう。
②発芽の用意
次に、容器の底にキッチンペーパーなどを敷き、重ならないように均一に種を広げ、日光が当たらないようにアルミホイルをかぶせます。
豆苗スプラウトの種は少し大きめなので、キッチンペーパーはやや厚めに敷いてみてください。
③発芽後は水をしっかりと与える
後は、3日目くらいで発芽すると思うので、1日に2回ほどの頻度で、霧吹きで水をかけるようにして、水分を補いましょう。
種子が乾燥しないようにしつつ、水を与えすぎて腐らない程度に水を与えるのがポイントです。
④茎が伸びたら光合成させる
発芽後に、ある程度茎がのびてきたら、アルミホイルを外し、日光に当てて緑化=光合成をさせます。
収穫する時には、わき芽を残すのがポイントなので、完全にカットしないようにしてください。
また、豆苗スプラウトは水分が足りないと枯れる原因になるため、成長するごとに少しずつ与える水を増やしていくのもポイントです。
豆苗スプラウトは再生栽培も可能?
豆苗スプラウトは、2度収穫できる野菜としても有名です。
ただし、3回までしか収穫は無理なので、再生栽培も2度までと覚えておきましょう。
何度も収穫できるというのは間違いなので、スーパーなどで買ってきた豆苗を再生するには、3度まででないと、味が落ちるだけでなく、腐る原因にもなります。
以下に、豆苗スプラウトの再生栽培の手順をご紹介します。
豆苗スプラウトの再生栽培の手順
- まず、豆苗の茎を切ることから始めましょう。
豆より5cmくらい上の所まで、茎をカットします。 - 根がすべて入り、かつ浅めの容器に入れましょう。
お弁当箱やタッパなどで十分です。 - 豆の下部分まで、水を加えます。
- 日当たりがよく、かつ風通しの良い場所にスプラウトを置きましょう。
水は毎日交換します。 - 1週間ほどで、茎が20cmくらいまで伸びるので、収穫して完了です。
再生栽培はカットする位置に注意
豆苗スプラウトを、もう一度収穫したいなら、茎から新芽が伸びている部分=わき芽の上でカットするのがポイントです。
豆やスポンジ部分から、5cm〜7cm離れた場所でカットしましょう。
植物が新しく芽を出す部位=わき芽なので、わき芽より少し上をカットすると、成長のスピードが上がります。
水やりの頻度はどれくらい?
豆苗スプラウトは、根の部分にだけ水があればいいので、間違って豆が水に浸らないように注意が必要です。
水やりの頻度は、毎日1回程度ですが、くれぐれも豆が水に浸るまであげてしまうと、腐る原因になるので注意してください。
また、夏のシーズンは雑菌が繁殖しやすい季節なので、1日に2度ほど水を交換するとすくすくと成長します。
水を継ぎ足すだけだと、どうしても暑い時期には腐りやすいので、水を全部交換するイメージです。
置き場所の注意点
豆苗スプラウトは、発芽の時には日光を当てませんが、ある程度茎が伸びたら、日当たりの良い場所に置く必要があります。
できれば、レースのカーテン越しに日光が当たる場所が夏場はベストです。
室内でも育つことは育つのですが、緑化しないと美味しくない野菜なので、日光を当てるようにします。
また、豆苗スプラウトの栽培では、適温が15度~25度ほどなので、夏場はクーラーを使う、冬場は窓辺を避けておくなどして、急激な温度変化が起こらないようにしましょう。
豆苗スプラウトは3度まで再生栽培が可能
それでは、豆苗スプラウトを種から育てる方法や、再生栽培の方法などご紹介してみました。
豆苗スプラウトは3度まで再生栽培が可能で、何度でも栽培できるわけではありません。
ただ、初心者でも簡単に栽培できるのが豆苗スプラウトのメリットでもあります。
ぜひ、豆苗スプラウトを育てて、再生栽培も楽しみにしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!