先日、スーパーの野菜売り場でパプリカを選んでいたら、偶然出会った友人から「パプリカって、実は甘唐辛子の仲間なんだよ」と教えてもらって、思わず「え?そうなの?」と声が出てしまいました。
それをきっかけに、パプリカについていろいろと調べてみたら、とっても興味深い発見がたくさんあったんです。
今日は、私が見つけた驚きの豆知識をシェアしたいと思います。
パプリカの豆知識
まず、パプリカについて知っておきたい基本ポイントをまとめてみました。
- 500年以上の歴史がある野菜なんです
- 実は原産地は中南米だったんです
- 色の違いは熟す過程での変化なんです
- ビタミンCはレモンの3倍以上あるんです
- 世界各地で独自の食文化を生み出しているんです
500年以上の歴史がある野菜
私、今まで「パプリカは最近できた野菜なのかな」なんて思っていたんですが、なんと大間違い。
それにしても、コロンブスって、どうやってパプリカの価値に気づいたんでしょうね。
実は当時、アステカ文明やインカ文明では、すでにパプリカを食材や薬草として活用していたそうです。
さすが、古代文明は進んでいたんですね。
パプリカは高級野菜?
ところで、うちの父(74歳)は「パプリカは高級野菜だから」って、なかなか買わないんです。
でも、世界を見渡すと、実はとっても庶民的な野菜なんですよ。
特にハンガリーでは、16世紀後半から17世紀にかけて国民的な野菜になったそうです。
18世紀には、パプリカを乾燥させて粉末にする技術まで確立したんです。
今でも、ハンガリーの伝統料理「グヤーシュ」には欠かせないスパイスになっています。
パプリカの色の秘密
さて、みなさんはパプリカの色の秘密をご存知ですか?
例えば、赤パプリカは実は緑パプリカが完熟したもの。
だから、赤パプリカの方が甘みが強くて、ビタミンCもたっぷり含まれているんです。
緑パプリカは未熟な状態で収穫されるから、少し苦味があるんですよ。
パプリカの栄養価
私も料理好きなので、パプリカの栄養価には特に興味があったんです。
調べてみたら、これがすごい。
赤パプリカのビタミンC含有量は、なんとオレンジの2〜3倍もあるんです。
それに、βカロテンやルテインなどのカロテノイドも豊富。
これらには抗酸化作用があって、体内の活性酸素を除去する働きがあるんです。
美容や健康が気になる私たちにはうれしい効果ですよね。
視力を保護する効果
実は、パプリカには視力を保護する効果もあるんです。
特に加齢黄斑変性の予防に効果があるんだとか。
パソコンやスマホをよく使う私たちには、心強い味方になってくれそうです。
パプリカはダイエッターにもおすすめ?
そうそう、パプリカはダイエット中の方にもおすすめなんです。
低カロリーなのに食物繊維が豊富だから、満腹感が得られやすいんです。
私も最近、サラダに必ず入れるようにしています。
調理方法も実はバラエティ豊か。
生食はもちろん、グリルやロースト、炒め物にスープ。
パプリカって、加熱すると甘みが増すんです。
グリルしたパプリカをペースト状にして、パスタソースにするのが私の密かなお気に入り。
保存方法も知っておこう!
保存方法も知っておくと便利です。
私は使い切れない時、カットして冷凍保存しています。
炒め物や煮込み料理に使う時は、解凍せずにそのまま使えるんです。
パプリカが日本に来たのはいつ?
ところで、パプリカが日本に来たのは意外と最近なんです。
19世紀末から20世紀初頭くらい。
しかも、最初は食用じゃなくて観賞用として導入されたそうです。
その華やかな色彩は、確かに観賞用としても素敵ですよね。
温室栽培で年中取れるように
近代になって温室栽培が一般的になり、年間を通じて安定した収穫が可能になりました。
品種改良も進んで、甘みや色、形などが改良された品種がどんどん開発されているんです。
私の母(76歳)は、家庭菜園でパプリカを育てているんです。
日当たりの良い場所を選んで、こまめに水やりをすれば、意外と育てやすい野菜なんだとか。
ただし、同じ場所で連続して栽培すると病気にかかりやすくなるので、場所を変えて植えるのがコツだそうです。
パプリカの豆知識についてのまとめ
もし、パプリカについて知っている豆知識や、おすすめの食べ方があったら、ぜひ教えてくださいね。
スーパーで野菜を選ぶ時、パプリカの色とりどりの姿を見かけたら、その長い歴史や世界中で愛されている事実を思い出してみてください。
きっと、今までとは違った視点で見られるようになると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました!