今日はとても興味深い話題をお届けしたいと思います。
私たちの食生活に欠かせないにんにく。
でも、その歴史や効能、豆知識について、意外と知らないことが多いんですよね。
今回は、そんなにんにくについて、驚くような発見がたくさんありましたので、みなさんにもぜひ知っていただきたいと思います。
エジプト人も食べてた?にんにくの豆知識
- 古代エジプトでは労働者のパワーの源として重宝されていた
- なんと、日本では仏教で禁止されていた時代があった
- 種子ができない珍しい野菜
- 青森県には「蒜神社」があり、今でもお祭りが行われている
- においを消すための意外な方法がある
実は私、料理が大好きで、にんにくもよく使うんですが、今回の記事を書くにあたって改めて調べてみたら「へえ!」という発見の連続でした。
にんにくの歴史
まず驚いたのが、にんにくの歴史の深さです。
古代エジプト時代から、労働者や兵士など、体を使って働く人々の強い味方だったんですよ
今でこそ料理の香り付けというイメージが強いですが、昔から「パワーの源」として重宝されていたんですね。
にんにくの語源は?
ところで、みなさんはにんにくの語源をご存じですか?
実は「忍辱(にんにく)」という仏教用語から来ているんです。
面白いことに、仏教では禁止されていた野菜だったのに、人々が「忍んで食べた」ところから、この名前が付いたというんです。
にんにくには種子ができない
そして、にんにくには種子ができないって知っていましたか?
そのため、品種もそれほど多くないんです。
最近では中国から輸入された「高山にんにく」や「プチにんにく」という小さな球形の品種も出回っていますよ。
青森のにんにく祭り
青森県弘前市には「蒜神社」があって、にんにく祭りが行われているんです。
地元の人たちは、市場で買ったにんにくを束ねて戸口に飾り、無病息災と魔除けにするという風習が今でも残っているそうです。
にんにくの大産地ならではの文化が、しっかりと根付いているんですね。
昔から伝わる「五辛」とは?
今でこそ科学的な効能が注目されていますが、昔から人々の生活に深く結びついていたことがわかりますよね。
日本には奈良時代に中国から朝鮮半島を経由して伝わってきたそうですが、最初はあまり広まらなかったんです。
というのも、日本人の「淡白好み」の味覚には合わなかったようで、主に薬用として使われていたんですね。
でも、戦後の食生活の変化、特に中国料理の人気上昇とともに、にんにくの消費も急激に増えていったんです。
今では健康志向の高まりもあって、かなりの量が輸入されているほどです。
にんにくは「におい」が問題
さて、ここで気になるのが「におい」の問題。
私も最初は気になって使うのを躊躇していたんですが、実は簡単な対策方法があるんです。
においの正体は、にんにくに含まれる硫黄化合物が体内で分解されてできる成分なんです。
これが呼吸や汗などに含まれて出てくるんですよ。
にんにくの原産地は?
世界的に見ると、にんにくは中央アジアが原産地だと考えられています。
そこからヨーロッパではギリシャ・ローマを経て地中海地方に広がり、特にラテン民族系の人々に愛されてきました。
東欧でも多く栽培されていて、アメリカには18世紀になってから伝わったそうです。
世界中で愛されている食材なんですね。
地域によって特徴的な品種がある
にんにくには地域によって特徴的な品種があって、関東以南の暖地系品種と東北の寒地系品種に大きく分かれます。
気候に合わせて、その土地ならではの品種が育てられているんですよ。
私の父は74歳なんですが、毎日の食事ににんにくを取り入れることを欠かさないんです。
「昔から世界中の人々の健康を支えてきた野菜だから」って言うんですよね。
確かに、古代から現代まで、世界中の人々に愛され続けているということは、それだけの価値があるということなんでしょうね。
にんにくの豆知識についてのまとめ
みなさんも、においを気にして使うのを控えめにしていませんか?
先ほどご紹介した対策方法を試してみて、にんにくの魅力を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!