今日は、最近のスーパーでよく見かけるようになった野菜について、ちょっと面白い発見があったのでお話ししたいと思います。
実は先日、スーパーで野菜を選んでいるときに、思わぬ発見をしてしまったんです。
それが今日お話しする「タアサイ」という野菜なんです。
タアサイの豆知識
私がタアサイについて調べて分かった驚きのポイントを、まとめてみました。
- 実は昔から日本にあった伝統野菜だった
- 如月菜(きさらぎな)という和名を持っている
- 日中国交正常化で再び日本に入ってきた
- 皮膚や目に良い栄養がたっぷり
- 調理方法が実はとても簡単
昔から日本にあった伝統野菜だった
このタアサイ、最初は中国から来た新しい野菜だと思っていたんですが、実は違ったんです。
如月菜という名前の由来は、2月頃に収穫量が多いことからきているそうです。
私たちの先祖は、季節感のある素敵な名前をつけていたんですね。
面白いのは、この野菜が日中国交正常化をきっかけに、もう一度日本に入ってきたということ。
でも今度は「タアサイ」という名前で全国に広まったんです。
まるで、日本と中国の歴史をつなぐ架け橋のような野菜だと思いませんか?
特徴的な葉っぱ
特徴的なのは、ちりめん状の葉っぱ。
シワシワした葉っぱを見ると、最初は「古くなってしまったのかな?」と思ってしまいがちですが、これが実はタアサイの魅力なんです。
タアサイの栄養価
栄養面でもかなり優秀な野菜なんですよ。
カロテンが豊富で、これは皮膚や目の粘膜を保護してくれる栄養素。
それにビタミンCも含まれていて、コラーゲンの生成を助けてくれるんです。
美容が気になる私たちにはうれしい効果ですよね。
カリウムやカルシウムも豊富で、これらは血圧の上昇を抑える効果があるとされています。
最近は塩分の摂り過ぎが気になる方も多いと思うので、そんな方にもおすすめの野菜です。
タアサイは調理方法も簡単
調理方法も本当に簡単なんです。
実は油で炒めると、カロテンの吸収率がアップするんですよ。
これ、知っておくと調理法の選び方が変わってきますよね。
スープやおひたしにも向いているので、本当に使い勝手がいいんです。
私は最近、豚肉と一緒に軽く炒めて、さっと食べられるおかずにしています。
タアサイを選ぶときのポイント
タアサイを選ぶときのポイントもお伝えしておきますね。
まず、葉っぱは濃い緑色で、ハリとツヤのあるものを選びましょう。
シワは多い方が良いんです。
それから、茎がみずみずしいものを選ぶと、新鮮なものが手に入りますよ。
保存方法は簡単
保存方法も簡単です。
新聞紙で包んでからビニール袋に入れて、野菜室に立てて保存するだけ。
これだけで、しばらく新鮮な状態を保てます。
タアサイの出荷量が多い地域は?
ちなみに、出荷量が多いのは茨城県と静岡県なんです。
季節によって変わりますが、この2つの県が常に上位にランクインしています。
地域によって栽培方法も少しずつ違うそうで、それぞれの土地に合わせた栽培の工夫があるんですよ。
タアサイの仲間?
面白いのは、最近見かける「ちじみホウレンソウ」や「ちじみコマツナ」も、実はタアサイと関係があるんです。
寒い時期になると店頭に並び始めますので、見かけたら試してみてください。
料理の前に洗うのを忘れずに
ただし、一つだけ注意点があります。
タアサイは地を這うように育つ野菜なので、茎の部分に土が入り込んでいることがあります。
調理する前には、しっかり洗うことをお忘れなく。
タアサイは昔から日本にあった野菜 まとめ
このように、タアサイには日本の食文化と歴史が詰まっているんです。
スーパーで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
簡単に調理できて栄養も豊富な、素敵な野菜との出会いになるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました!