コンテナ栽培の注意点とは?ベランダで野菜を育てるなら注意!

コンテナ栽培の注意点とは?ベランダで野菜を育てるなら注意! コンテナ栽培

プランターなどのコンテナ栽培で気をつけたいことはいくつかありますが、今回は特にベランダでの野菜栽培に注目して、注意点をご紹介します。

コンテナ栽培は畑がいらず、狭いスペースで野菜を育てられるのが魅力の1つですが、だからこそ注意したいポイントもあります。

これからベランダで、コンテナ=プランター栽培をしたいと考えている方は、まず注意点を確認してみましょう!

ベランダ栽培で注意したいこと

ベランダでコンテナ栽培をするなら、まず気をつけたいのが安全面と周囲への配慮です。

隣家や上下の家に迷惑がかからないように、しっかりと周囲に配慮しながら栽培を始めましょう。

注意点①:避難隔壁をふさがないこと

ベランダにある避難隔壁は、緊急時に無いと困る重要な避難経路です。

通行の妨げにならないように、隔壁の側にプランターを置くのは避けましょう。

注意点②:ハンギングバスケットは内側に

落下の危険性があるので、ハンギングバスケットは作業するスペースなどを考えたうえで、通行中や作業中に頭上に来ない位置に吊るします。

具体的には、ベランダの内側に吊るすようにしましょう。

注意点③:排水溝はこまめに掃除

排水溝がふさがってしまうと、階下に水が流れるなど大迷惑がかかります。

排水溝の中に土や枯れ葉などがつまらないように、ネットなどをあらかじめ敷く、また、こまめに掃除をするのもポイントです。

注意点④:手すりの上や外側にプランターを置かない

落下の危険性があるので、手すりの上に置いたり、外側にプランターをかけたりするのは避けましょう。

もし、手すりにかける場合は、フックのついたハンギング用のプランターを利用し、かつ内側にかけるようにします。

注意点⑤:鉢皿に乗せて直置きに

底穴から土が流出して排水溝が詰まってしまわないように、野菜などの鉢は鉢皿に乗せておきます。

また、夏場は照り返しが強いからウッドパネルやレンガに乗せるようにと言われることがありますが、これは間違いです。

コンクリートの温度は夏場になると60度に達しますが、鉢皿に乗せて直置きした方が、接地面に日が当たらないのに加えて、冷たいプランターで床面を冷やせます。

夏場の高温や乾燥を防ぎたいなら、鉢皿に乗せたうえで直置きにしましょう。

注意点⑥:避難用のハッチをふさがない

避難隔壁もそうですが、避難用のハッチがある部分にプランターの鉢を置いてしまうと、緊急時に困ります。

また、同様にウッドパネルを敷くなどもNGなので避けましょう。

注意点⑦:人が通れるスペースを確保

そもそもベランダは、緊急時の避難目的で作られたスペースです。

なので、普段から人が通れるくらいのスペースは確保しておきましょう。

プランターや資材、棚などで通路をふさいでしまうと、危険なので注意が必要です。

ベランダの風通しと日当たりについて

上記で基本的な部分をご紹介しましたが、さらに掘り下げて、ベランダの風通しと日当たりについての注意点も見ていきましょう。

風が強い場合の対策

マンションの高階層などでは、いつも強い風が吹くので、プランターごと倒れたり、土が乾燥したり、株が傷んだりすることがあります。

なので、よしずやネットなどを活用して、しっかりと風よけを作ってください。

室外機の排気について

エアコンの室外機の周りや上にプランターを乗せてしまうと、排気で過乾燥になるほか、つるや葉が詰まるので、置かないようにしましょう。

日当たりについて

日当たりは、日本には四季があるので、季節ごとに注意したいポイントがあります。

秋から春の日当たり

太陽の位置が低いので、ベランダの奥まで日光が届きます。

手すり近くに置いたプランターの影の向きに注意すれば、スペース全体を広く使えるでしょう。

夏の日当たり

日差しは強くても位置が高いので、ベランダの奥まで日光が届きません。

手すりの近くにプランターを置くなどして対処してください。

手すりがコンクリートの場合

手すりの部分が日差しを遮るので、日当たりを好む野菜は台の上に置くなどして、日当たりを確保しましょう。

三つ葉やパセリのように、半日陰でも育つ野菜については、床に直置きしてもOKです。

コンテナ栽培をベランダでする時には注意 まとめ

それでは、コンテナ栽培=プランター栽培をベランダで行う際の注意点などご紹介してみました。

狭い部屋の有効活用と言う意味ではベランダはとても便利ですが、緊急時の避難用のスペースであることを忘れずに、プランターなどを配置してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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