こんにちは。トレトレです。
健康効果があるとされるブロッコリーの新芽が「ブロッコリースプラウト」ですが、野菜の中でも水耕栽培向きと言われています。
スプラウト自体が水耕栽培向きですが、ブロッコリースプラウトも基本的には水と種、容器があれば育てられます。
今回は、ブロッコリースプラウトを水耕栽培でつくるポイントや育てる上での注意点などご紹介します!
ブロッコリースプラウトの水耕栽培の育て方
ブロッコリースプラウトを水耕栽培で作るなら、以下のポイントを押さえてみてください。
手順通りにつくれば、初心者でもブロッコリースプラウトが水耕栽培で育てられます。
どうせなら、美味しいスプラウトを育てて、野菜不足なども解消してみましょう。
手順①必要な道具を用意する
ブロッコリースプラウトを水耕栽培で作るなら、最低限必要なのは入れる容器、水、種だけです。
栽培用のプラスティックキットを利用してもいいですが、とくに買い足さなくても家にある材料だけでもブロッコリースプラウトは作れます。
たとえば、容器はアルミ製の深型が100均でも売られていますし、なければ広口の瓶があればOKです。
できれば、アルミ製の深型容器があれば、殺菌効果や根の部分の光を遮断してくれるので揃えておきましょう。
手順②専用の種を用意
ブロッコリースプラウトを水耕栽培で育てるなら、スプラウト専用の種が必要です。
野菜栽培用のブロッコリーの種は水耕栽培では難しいので、スプラウト栽培用の種を揃えてください。
野菜栽培用の種には殺菌剤が含まれていて適さないため、必ず種だけはスプラウト専用のものを用意するのがポイントです。
手順③2~3日で発芽
ブロッコリースプラウトの種はとても小さいですが、温かい季節では2~3時間ほど、寒い季節でも4~5時間は種を水に漬けて吸水させましょう。
その後で、水気を切って種をまくのがポイントです。
手順さえ間違わなければ、2~3日間くらいで種が発芽するので、ブロッコリースプラウトの育て方は初心者向きと言われています。
ちなみに、ブロッコリースプラウトの発芽に適した温度は20~25度と言われているので、気温によって発芽のスピードは違う点にも注意してみてください。
種まきの時の注意点
ブロッコリースプラウトの種はとても小さいと書きましたが、育つと十倍ほどに膨らみますし、発芽の時にわずかに熱が発生します。
そのため、通気性が悪いと雑菌が増えたり、熱のせいで腐りやすくなったりもします。
また、最初から種を多くまくと失敗の危険性も高いため、最初は大さじ1杯の種から始めて、慣れてきたら種の数を増やすようにしてください。
クシュクシュのブロッコリースプラウトの育て方
クシュクシュな形をしたブロッコリースプラウトを水耕栽培で育てるなら、広口の瓶をまず用意しましょう。
瓶はしっかりと洗い、煮沸消毒をしてから、種と水を入れるのがポイントです。
ブロッコリーの種がたっぷりと浸かるくらいまで水を入れてから、そのまま2~3時間放置し、ブロッコリーの種に吸水させ、水気をしっかりと切ります。
このとき、容器の口にチリや埃が入らないように、布などをかぶせて輪ゴムで封をしましょう。
その後は、種が発芽できるように、日光の当たらない暗い場所に置いておけば、翌日には発芽します。
ブロッコリースプラウトは清潔な環境を保つ必要があるので、毎日水を取り替えてすすいだ後、水を切るのもポイントです。
瓶の中で何度も洗うため、こちらのブロッコリースプラウトの育て方では、クシュクシュの見た目になります。
カイワレっぽいブロッコリースプラウトの育て方
カイワレっぽいブロッコリースプラウトは、まっすぐに伸びた状態で育てるのがポイントです。
まず、コップなどの容器を用意し、底にガーゼかコットンを敷いて吸水させるか、または、細かい網目のボウルやざるを使っても育てられます。
もしざるの目が細かくない時には、小さなブロッコリースプラウトの種が落ちてしまうので、コップなどと同様に、下にコットンやガーゼを敷くのがおすすめです。
発芽するまでは暗い場所に安置し、数日間のうちにしっかりと伸びてくる頃に、日光に当てて育て、光合成をさせるのがポイントです。
ブロッコリースプラウトは水耕栽培でおすすめの野菜
それでは、水耕栽培でブロッコリースプラウトを育てる手順やそれぞれのタイプ別の育て方、注意点などご紹介してみました。
ブロッコリースプラウトは、水耕栽培がメインの野菜になります。
発芽も早く、順調に育ちやすいので水耕栽培初心者でも安心です。
ぜひ、新鮮なブロッコリースプラウトを作って、食卓にも緑を添えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!