コンテナ栽培で押さえておきたい害虫対策とは?害虫を一覧で解説!

コンテナ栽培で押さえておきたい害虫対策とは?害虫を一覧で解説! コンテナ栽培

コンテナ栽培では、畑に比べると病害虫の被害を受けにくいとのメリットがあります。

ただ、一方で、日照不足や風通しの悪さ、乾燥による被害などは畑より受けやすいのが特徴です。

病害虫を防ぎたいのであれば、まずは、適切な環境作りから始めましょう。

今回は、コンテナ栽培で押さえておきたい害虫対策と害虫の一覧などご紹介します!

コンテナ栽培で押さえておきたい害虫対策

せっかく自分で野菜を育てるのですから、できるだけ農薬などの薬剤を使わずに害虫対策がしたいですよね。

ただ、どうしても薬剤に頼るのであれば、パッケージの指示には従ってください。

また、被害が拡大した後だと、薬剤を大量に使う羽目になるのに、効き目が薄くなるなどの可能性もあるため、なるべく早い対処が必要です。

薬剤にも種類がいくつかありますが、ベランダなどで栽培するなら、スプレータイプが使いやすいと思います。

コンパニオンプランツを利用する方法

農薬を使わないで害虫対策をしたいなら、一番簡単な方法は防虫網を利用する方法です。

防虫網は、小松菜などの葉物野菜に効果的な害虫対策で、網も園芸店に行けば売ってるので手に入りやすいでしょう。

コンパニオンプランツを利用する方法もありますが、害虫対策として、劇的な効果があるかと言えば難しいです。

そもそも、コンパニオンプランツとは、近くに植えるとお互いに良い効果を生むと言われている植物同士の組み合わせを指します。

コンパニオンプランツで効果があるとされている野菜には、トマト×バジル、キャベツ×人参とタイム、トマト、苺、エンドウとボリジです。

また、ベニーロイヤルミントはあらゆる野菜に良い影響を与えるとされており、害虫対策にも効果的と言われています。

コンテナ栽培で注意が必要な害虫一覧

以下に、コンテナ栽培で注意が必要な害虫を一覧でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

アオムシモンシロチョウの幼虫が葉を食害する。
キアゲハの幼虫幼虫が葉を食害するが、大型の芋虫なので被害が大きい。
アザミウマ2mm程度の虫が葉や花を食害し、かすり状の傷をつける。
アブラムシ新芽や葉裏に群生する体長1mm程度の小さな虫で、ウイルスを媒介する。
カブラハバチ2cm程度の黒色の幼虫が葉を円形に食害する。
カメムシ植物の汁を吸う害虫。
コガネムシの幼虫体全体は白色で、頭部が黄褐色をしており、地中に潜んで根を食害する。
コナガ淡緑色のアオムシが、葉裏の肉質部を食害する。
シンクイムシ小さな芋虫が葉の芯や株の中心部を食害する。
ナメクジ夜間に活動し、葉や花、実などを食害する。
ニジュウヤホシテントウ橙色に多数の黒色の斑点がある丸い甲虫とその幼虫が葉や茎、果皮を食害する。
ネキリムシ夜間に土の中から出てきて、地面に近い部分を食害する。
ネコブセンチュウ根の中に寄生して養分を吸い、根を腐らせたり、こぶを作ったりして、発生した株をしおらせる。
ハダニ類葉裏などに群生するごく小さい虫で、植物の汁を吸い、被害を受けた葉はかすれたように色が抜ける。
ハムシ体長2~3mmの小さな甲虫の幼虫と成虫が葉を食害し、小さな穴をあける。
ハモグリバエ幼虫が葉の中に入り込んで葉を食害し、被害を受けた葉は絵の具で描いたような白い線が残る。
メイガ幼虫が、茎や実の中に侵入して食害する。
ヨトウムシ昼間は土の中に潜み、夜間に活動して、葉などを食い荒らす。
バッタエンサイの葉を食害する。
オンシツコナジラミ羽の生えた体長2mm程度の白色の虫が群生し、汁を吸う。

コンテナ栽培でも害虫対策は大切 まとめ

それでは、コンテナ栽培で押さえておきたい害虫対策と害虫の一覧をご紹介してみました。

畑よりは害虫の被害が少ないとは言え、放置するとせっかくの野菜が枯れてしまうなどの被害が出ます。

まずはどんな害虫が出現するのかを押さえて、それぞれ対策をしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました