ベランダで育てる時の注意点とは?環境や確認ポイントなど解説!

ベランダで育てる時の注意点とは?環境や確認ポイントなど解説! コンテナ栽培

ベランダでプランターなどのコンテナ栽培を始めるにあたって、注意すべきポイントはいくつかあります。

もしベランダで野菜を栽培しようと考えているなら、栽培に適した環境になっているのかなど、確認ポイントをチェックしてみましょう。

また、ベランダで家庭菜園をするなら、自宅でない場合、管理人の許可がいる可能性もあります。

今回は、ベランダ栽培で押さえておくべき、栽培環境などの確認ポイントをご紹介します!

ベランダならではの環境を知る

ベランダで野菜などを育てる、いわゆる家庭菜園を始めるなら、まずベランダならではの環境を知っておく必要があります。

以下に、確認ポイントを一覧でご紹介しますので、参考にしてみてください。

  • エアコンの室外機の風に注意すること
  • ベランダの広さを調べておく
  • 排水溝を詰まらせてはいないか
  • 避難経路をふさいだりしていないか

これらの4つのポイントは、最低限確認しておきましょう。

そのうえで、こちらも確認します。

  • 手すり上部の日当たりや風通しの良さ
  • 手すりのタイプによって日当たりの条件が変わること
  • 手すり側のコーナーの日当たり
  • 部屋側の床が日なたになっているのか、日陰になっているのか
  • 手すり側の床が柵タイプ(1年中日なたになる)なのか
    コンクリートタイプ(夏は明るい日陰で冬は日陰)なのか
  • 部屋側のコーナーが日当たりが悪くなっていないか

など、ベランダでは環境を知ることから始めてみましょう。

夏の気温の上昇対策

ベランダで野菜作りをするなら、より適した環境にしてあげないといけません。

具体的には次のような対策があります。

真夏の気温の上昇を避ける

コンクリートが太陽光で熱せられると、ベランダ内の気温が高くなりすぎてしまいます。

床にウッドパネルを敷くなどして対策をしましょう。

日当たり時間を長くする工夫

ベランダは限られた空間なので、日照時間も制限されます。

なので、手すりの近くにコンテナを置いたり、ひな壇風に並べたりなど、出来るだけ日当たり時間を長くする工夫も必要です。

水やりと排水溝の確認

特に夏になると、朝と晩の水やりが必要になってきます。

その時、小さなジョウロで何度も往復するのは大変ですよね。

そんな時には、ホースを使って楽をするなどの方法もあります。

また、特にマンションのベランダは自分の所有物でない場合、排水溝の詰まりには注意が必要です。

階下の人に迷惑をかけないように、ごみなどがたまらないように普段から気を付けましょう。

ベランダの環境改善のポイント

上記を踏まえて、ベランダの環境改善のポイントは以下の通りです。

  • 空間の活用:プランタースタンドを使うと、床に並べるだけよりも日当たり、風通し、さらには見た目も良くなる。
  • 壁面:ラティスなどを設置した場合、白い壁は夏の照り返しなどで野菜が傷むこともあるので注意する。
  • 床:ウッドパネルなどを敷くと、床の照り返しを防ぐことができ、ベランダ内の気温上昇を防ぐことができる。
  • 手すりの活用:プランターハンガーなどを利用しても良いが、重たいものだと落ちることもあるため、安全面では注意が必要。

以上の点も注意して、ベランダの環境を改善してみましょう。

ベランダで野菜栽培をする上での注意点

ベランダは、賃貸物件の場合は、勝手に栽培などを始めず、管理規約などもしっかりとチェックしましょう。

管理規約の確認

集合住宅では、セキュリティ、安全、景観維持のため、ベランダの利用に規制があることが多いです。

トラブルを避けるため、事前に管理規約を確認しましょう。

プランターの重量に留意

土の重さは思っている以上にあります。

特にアパートや木造住宅では、事前に確認が必要です。

避難経路の確保

生命に関わることですので、避難経路を塞がないよう気をつけましょう。

水漏れ・水溜まりの防止

ベランダは完全な防水処理が施されていないことがあります。

水やり時の水漏れや水溜まりに注意し、清掃を心がけましょう。

強風対策

ベランダは強風を受けやすい場所です。

プランターが落下しないよう、固定するなどの対策が必要です。

日照と風通しの確保

理想は東または南向きのベランダですが、不可能な場合は、日当たりの良い場所を見つけてください。

また、風通しの良さも植物の健康に影響します。

ベランダで栽培をするなら確認ポイントはここ! まとめ

それでは、ベランダで家庭菜園をする時の確認ポイントや注意点などご紹介してみました。

ベランダの環境によっては、手すりが壁である場合と格子である場合で、日照条件が異なります。

また、季節による太陽の位置の変化も考える必要があります。

これらのポイントを踏まえ、ベランダ菜園を始める準備を万端にしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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