コンテナで育てる場所はどこが良い?プランターの置き場所はここ!

コンテナで育てる場所はどこが良い? コンテナ栽培

コンテナ栽培、プランタ栽培で野菜を育てるなら、それぞれの野菜に適した環境があります。

中でも、プランターをベランダで育てる方にとって、日当たり条件と温度は、野菜の生育に大きな影響を及ぼします。

野菜の好みの環境を知ることで、自分が育てる場所の環境作りもできるようになるので、まずはどんな野菜を育てるのかを決めましょう。

今回は、コンテナ栽培で育てる場所のおすすめやプランターの置き場所などご紹介します!

多くの野菜は日なたを好む

野菜は、太陽の日差しを浴びて、生育に必要な養分などを自分で作りだしています。

ベランダなどで野菜を育てる時は特に、十分な日差しがないと、弱弱しい株になったり枯れたりしてしまうんですね。

特に夏野菜として人気のあるトマト、ナス、ピーマン、トウモロコシなどは強い光が必要と言われる野菜です。

一方、本来あまり日光を必要としない=日陰でも育つ野菜もあり、例えば、三つ葉などは上記の野菜と反して、日光を好みません。

多くの野菜が日光を必要とするからと言っても、それは全ての野菜に共通するわけではなく、野菜の好みによっても日差しの当たり方には差があります。

それぞれの野菜の好みに合わせることで、株もしっかりと育ち、美味しい野菜も収穫できるというわけです。

なので、野菜をコンテナで育てる時には、日当たり条件をまず調べて、自分の育てたい野菜によって、プランターなどの置き場所も決めましょう。

ほぼ一日中日光が当たる場所が「日なた」

野菜作りも含みますが、家庭菜園などの園芸では、野菜がどの程度日光を好むかを「日なた」「半日陰/明るい日陰」「日陰」のように区別します。

日なたとは

日なたは、ほぼ一日中日光が当たる場所を指し、具体的には5時間以上日光が当たる場所と考えるとわかりやすいです。

日陰とは

日陰はほぼ日光が当たらない場所を指します。

日陰を好む野菜と言えば、椎茸などは日光を嫌うので日陰で育てますが、こちらはほとんど日光を必要としません。

半日陰とは

では、少しわかりにくい半日陰ですが、こちらは日なたと日陰のちょうど真ん中くらいの日照時間がある場所を指します。

具体的には、以下のような場所は、半日陰と言えるでしょう。

  • 1日3~4時間の日照時間がある
  • 直射日光は当たらないが、反射光がほぼ一日当たる
  • 夏は木漏れ日程度の日照で、冬は直射日光が当たる

日照時間の好みによる野菜一覧

強い光が必要(夏の日なた)オクラ、スイカ、トウモロコシ、トマト、ナス、サツマイモなど
やや強い光が必要(日なた)南瓜、きゅうり、ニガウリ、カブ、ごぼう、生姜、大根、人参、サトイモ、じゃがいもなど
弱い光に耐える(半日陰)苺、小松菜、春菊、玉ねぎ、ネギ、エンドウ豆、レタスなど
弱い光を好む(日陰)三つ葉、ミョウガ、椎茸など

気温にも注意が必要

日光だけでなく、生育気温などもコンテナ栽培で外せないポイントです。

例えば、トマト、ナスなどは高温を好む野菜なので、苗を早い時期(まだ温かくない時期)に植え付けてしまうと苗の生育が悪くなります。

一方、ほうれん草や春菊などの野菜は夏の暑さが苦手なので、この間は病気にかかりyはすくなるなどの違いがあります。

プランター設置の基本

成功する家庭菜園には、日照が充分にあることが不可欠です。

プランターを置く際は、朝の早い時間から午後3時頃まで日光が直接当たる場所を選びましょう。

もし理想の条件を満たせない場合でも、最低限、1日に6時間程度の日光を受けられるように配慮が必要です。

夏期には、午後3時以降の強い西日が植物にとって過酷にならないよう注意しましょう。

ただ、上記でもご紹介したように、野菜によって最適な日照時間は変わります。

コンテナで育てる場所選びは野菜によって違う まとめ

それでは、コンテナで育てる場所を選ぶポイントや日照時間についてご紹介してみました。

野菜はどの野菜でも日光を好むとは限らないので、自分が育てる野菜がどの程度日光を必要とするかをまず調べてから、適切な場所にプランターを置くようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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