コンテナ栽培の基本?プランターの選び方のポイントを解説!

プランターの選び方のポイントを解説! コンテナ栽培

プランターなどでコンテナ栽培をする時には、プランターの選び方はとても大切です。

それぞれの野菜には適したプランターがあるので、タイプがぴったりでないと、成長具合にも影響を及ぼさないとも限りません。

野菜にあったコンテナの条件、適した大きさや素材、形状など選び方のポイントはたくさんあります。

コンテナを上手に活用するためにも、今回はプランターの選び方の基本とポイントをご紹介します!

コンテナの選び方のポイント

コンテナの選び方のポイントをまとめると、こんな感じです。

コンテナで野菜を栽培する時、最も重要な要素が水はけの良さです。

これには、土そのものの性質ももちろん影響するのですが、コンテナの素材であったり構造の種類だったりにも左右されます。

鉢底穴の小さいタイプは、野菜の栽培に向いたプランターとは言えません。

また、側面に1個だけ穴があるタイプのプランターを使う時には、思い切って側面に数か所自分で穴をあけて、水はけと風通しを良くする方法もあります。

菊鉢のポイント

菊鉢とも言われるコンテナなら、以下に注意しましょう。

  • 土がたくさん入る
  • 支柱を固定できる
  • 鉢底穴がたくさんある
  • 軽くて持ちやすい

菊鉢は菊の栽培用に開発されたプランターですが、特徴として、容量が大きく、支柱を固定できるように工夫されています。

また、鉢底の穴が大きくなっているので、水はけも良いのがメリットです。

スリット鉢のポイント

スリット鉢の選び方のポイントは以下の通りです。

  • 側面にスリットがあることで、コンテナ内部の通気性がアップ
  • 底に水がたまりにくくなっている

スリット鉢は、側面の下部から底に向けてスリットが入ったプランターです。

通気性が悪くなりやすい箇所=側面の下部に穴があることで、水はけの良さと通気性の良さを実現しています。

コンテナの大きさと野菜の関係

コンテナで野菜を栽培する時の選び方のポイントとしては、短期で収穫できる野菜なら、プランターは小さいタイプでもOKです。

短期間で収穫が出来るということは、肥料もさほど必要ない葉物野菜が多いので、その場合は小型のプランターでも十分なんですね。

逆に、収穫期間が長めの野菜を栽培する時には、肥料がたくさん必要な実物野菜が多く、できるだけ大きめのプランターを選ぶ必要があります。

コンテナの種類

コンテナには種類がいくつかあるので、それぞれの特性なども押さえておきましょう。

プランターは作られている素材によっても、そのものの性質は異なります。

例えば、以下でご紹介する素焼き鉢を例にとると、通気性が良く、見た目にもおしゃれですが、反面、野菜を栽培する時には、野菜の種類によっては重すぎて使いづらくなるという欠点もあります。

素焼き鉢

素焼き鉢は、粘土を焼いて作られたコンテナです。

  • メリット:見た目がおしゃれ、通気性が良い、劣化しづらい
  • デメリット:重い、壊れやすい、小型のものは乾燥しやすい

木製コンテナ

木製のコンテナは温かみのあるデザインが魅力です。

  • メリット:見た目がナチュラル、通気性が良い、落としても割れにくい
  • デメリット:害虫の住処になりやすい、腐植する、水やり後は重くなる

プラスティック製コンテナ

プラスティック製のコンテナは軽くて丈夫です。

  • メリット:軽くて扱いやすい、落としても割れにくい、サイズが豊富
  • デメリット:水はけの悪いものがある、劣化しやすい、見た目がダサいものもある

吊り鉢

吊り鉢は、苺やミニトマトなどに適したコンテナで、土の量が少なくても育つ野菜などに使われます。

なので、実が垂れる苺や矮性種(背丈が高くならない)のミニトマトなどに適したコンテナです。

見た目も日当たりも良くなるとのメリットがあり、コンテナ栽培で見た目にもこだわる方は候補に入れてみてください。

コンテナを選ぶならサイズ以外も注意しよう まとめ

それでは、コンテナ栽培の基本でもある、プランターの選び方のポイントなどご紹介してみました。

プランターは素材や形状など選ぶ時のポイントがいくつかありますが、特に水はけの良さと通気性の良さに重点を置いて選ぶようにしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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