プランターなどのコンテナ栽培では、狭い場所で栽培することもあり、通常の家庭菜園よりも手間が増えることも多々あります。
ただ、野菜の種類によっては、支柱が必要だったり、誘引をしないといけなかったりなどあるので、今回は栽培の基本をおさらいという形でご紹介します。
支柱立てと誘引方法で迷ったら、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
支柱立てと誘引方法

キュウリやトマトなどは、プランターだけでなく、畑でも支柱が必要な野菜です。
また、畑で栽培するタイプの南瓜やスイカなどの地中を這わせて育てるものも、コンテナ栽培では支柱が必要です。
以下に、しっかりとした支柱の立て方や誘引の方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
支柱の立て方のポイント
支柱は、後から土に挿すのではなく、あらかじめコンテナに固定しておく方法がよりおすすめです。
支柱そのものがしっかりと立ってくれるので、この方法だと倒れる心配も少なくなります。
ちなみに、支柱をあらかじめ立てておくと安心な野菜には、以下のようなものがあります。
補助となる支柱のポイント
実物の野菜などは、コンテナに固定した支柱に、さらに横支柱を取り付けて、実を支えられるようにします。
横支柱があることで、支柱そのものが非常に頑丈になります。
今は100均でも材料が揃うので、ビニールタイ、麻ひもなどを用意して、しっかりと支柱に縛り付けましょう。
誘引のポイント3つ
誘引のポイントは3つありますが、どれも大切な内容なので、詳しく見ていきましょう。
①ひもの縛り方
ひもを縛る位置を決めたら、まず紐を支柱にしっかりと固定しましょう。
紐を支柱にかけ、左右に引っ張ると、ぎゅっと紐が縛れます。
②つるの誘引方法
キュウリや南瓜、ニガウリなど、つるがある野菜の誘引では、つるを支柱の外に出し、外側に巻き付けるように誘引します。
もし内側につるを通してしまうと、支柱の内側が混みあってしまい、日当たりと風通しが悪くなるので気を付けましょう。
③実を支える
トマトやキュウリなどの実物の野菜は、実が育つと、かなり重くなります。
なので、誘引する時には、ただ、茎やつるを支柱に縛り付けるだけでなく、実の下を支えるようにして誘引する必要があります。
実の重みで茎が折れたりしないように、しっかりと縛り付けましょう。
縛り方自体は、①ひもの縛り方と同じやり方でOKです。
この方法で誘引すると、実や実の茎を傷める心配も減ります。
もし、実の茎を直接紐で縛ってしまうと、茎が傷んでしまうので、実の茎のすぐ下の付け根(節)の下側に紐を回すのがポイントです。
その後、実が育ってきたら、実のすぐ上を紐で縛って支えるようにします。
支柱立てと誘引はコンテナ栽培の鍵! まとめ
それでは、コンテナ栽培の基本と言うことで、支柱立てのポイントと誘引のポイントなどご紹介してみました。
畑なら必要ない作業でも、プランターでは必要になる作業もあるので、失敗を防ぐためにも、まずポイントを押さえて、野菜ごとに使い分けてみてください。
実物野菜は特に注意が必要なので、野菜によっては支柱立てと誘引は必須です。
最後までお読みいただきありがとうございました!