コンテナ栽培での種まきのポイント!すじまきと点まきの違い!

コンテナ栽培での種まきのポイント!すじまきと点まきの違い! コンテナ栽培

プランターなどのコンテナ栽培に限ったことではないですが、家庭菜園で種をまく時には、代表的なものに「すじまき」と「点まき」の2つがあり、それぞれ向く野菜が違います。

野菜によっては、すじまきが適していたり、逆に点まきが適していたりするので、どの野菜にはどの種まきの方法が向いているのかを知る必要があるんですね。

今回は、コンテナ栽培での種まきのポイントとすじまきと点まきの手順などの違いをご紹介します!

すじまきとは?

まず、種まきのすじまきですが、縦または横方向にまき筋を付けてからタネをまくのを「すじまき」と呼びます。

まき筋を1本にするか2本にするかは、それぞれの野菜に必要な株間によって決まります。

例えば、幅が15~20cmのコンテナであれば1列、幅が30cmくらいなら2列が必要です。

すじまきのポイント

まず、培養土をコンテナの8分目まで入れ、板状のものや指などを使い、まき溝を作りましょう。

まき溝の深さは、野菜の種類によっても違いますが、1cm程度が目安で、列の幅は野菜の種類によって合わせます。

まく時には、指先で種を摘み、まき筋に種をまいていきます。

発芽率に合わせることが大切で、種の量は発芽率が高い野菜は少なめに、逆に発芽率が低い野菜は多めに種をまいていきましょう。

周囲の土を寄せて、種に土をかぶせますが、この時の土の厚さは種によっても違います。

ただ、1つの目安として、大体種の厚み分の土がかぶるようならOKです。

土をかぶせ終わったら、手のひらで土を押さえましょう。

種と土が密着することで、種の乾燥を予防し、発芽率もアップします。

すじまきに適した野菜

オカノリ、オカヒジキ、カブ、小松菜、サンチュ、春菊、スープセロリ、チンゲン菜、ニラ、ビート、ほうれん草、パセリ、ミツバ、水菜、ミニ人参、ラディッシュ、リーフレタス

上記がすじまきに適した野菜と言われています。

点まきとは?

点まきとは、あらかじめ、成長に必要な株間を空けて種をまく方法です。

まき穴1カ所に対し、5~10粒程度の種をまき、発芽後に間引いていきます。

1株を大きく育てる野菜に向いた種まきの方法で、まき穴の深さは、約1cmが目安です。

各野菜に応じて調節は必要ですが、点まきが必要な野菜もあるので、こちらも覚えておくと便利だと思います。

点まきのポイント

まず、プランターの7~8分目まで土を入れ、土の表面を平らにならしましょう。

瓶の底などを使い、まき穴を作っていきます。

それぞれの野菜に必要な株間に合わせて、まき穴を作っていきましょう。

まき穴1カ所に、5~10粒ほどの種をまきますが、この時各野菜の発芽率や種の大きさに合わせて種をまくのがポイントです。

種が重ならないように、等間隔に種をまきます。

まき方としては、5粒の種をまくなら、中央に1粒まき、その周りに4粒置く形です。

周囲の土を寄せて、土をかぶせますが、厚くかぶせてしまうと、発芽率が悪くなってしまうので注意しましょう。

手のひらで上から押さえて、種と土を密着させますが、この時全体が平らになるようにするのがポイントです。

最後に、全体にまんべんなく、鉢底から水が流れ出るくらいまで与えたら種まきも完了です。

点まきに適した野菜

エンサイ、オータムポエム、コウサイタイ、大根、ハダイコン、ルッコラなど

上記が点まきに適した野菜と言われています。

種まきの2種類を覚えればOK! まとめ

それでは、コンテナ栽培でよく使われる種まきの方法「すじまき」と「点まき」をご紹介してみました。

ポイントを押さえれば、初心者でも発芽させることは可能なので、まずは、どの野菜にどの種まき方法が使えるのかをチェックしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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