コンテナ栽培での植え付けの基本とは?植え付け方法は2種類!

コンテナ栽培での植え付けの基本とは? コンテナ栽培

コンテナ=プランター栽培では植え付け方法が2種類あるとされますが、基本を覚えておけば、コンテナ以外にも応用が効きます。

プランターで栽培するなら、広いスペースもいらず、ベランダがあるご家庭なら、手軽に産地直送の野菜が手に入りますよね。

今回は、コンテナ栽培での植え付けの基本など、プランターで家庭菜園を始めるうえでのポイントなどご紹介します!

コンテナ栽培での植え付けの基本は?

野菜の苗を植え付ける時のポイントは、なるべく根鉢を崩さずに埋めることです。

1ポットに数分の苗がある場合は根鉢を崩して1本にしますが、その場合でもなるべく優しく根鉢を崩さないこと、これがまず基本となります。

コンテナ栽培の植え付け方法は2種類

コンテナ栽培では、植え付けの方法として、最初に栽培に必要な高さまで土を入れてしまい、畑のようにして植穴を掘って植え付ける方法と、根鉢の高さ分を残して土を入れ、苗を入れてから残りの土を入れて植え付ける方法の2種に分かれます。

方法①:土を後で足す

まず第一の方法は、最初に根鉢分を残して土を入れ、苗を置いてから、土を足し入れます。

後から足し入れる場合は、土が多少乾燥気味でも大丈夫ですが、植え付け後はたっぷりと水を与えましょう。

根が乾いた土に長時間接触していると、成長したり、養分を吸収したりする根の先端が、乾燥して傷んでしまうからです。

方法②:植穴を掘る

必要分の土を入れてから、畑に苗を植えるようにして、植穴を掘って植え付ける方法が第二です。

植穴を掘る方法のポイントは、土が適度に湿っていることです。

苗の取り出し方や植え付けの深さ

苗をポットから取り出す時には、まず、苗を指の間で挟むように持ち、手のひらで支えるようにします。

次に、苗を裏返して、ポットから外しましょう。

苗をひっくり返す時には、根鉢を崩さないように、根鉢を軽く支えるのもポイントです。

植え付けの深さも2種類

苗の植え付けの深さですが、まず、ウリ科などは浅く植えます。

理由は、根が浅く張るので、根が表面に出ない限りは増し土の必要がないからです。

なので、土は最初から深めにし、苗は浅めに植えます。

次に、ナス科の野菜などは深く植えます。

土に埋まった茎の部分からも芽が出るので、増し土して育てる必要があるからです。

先ほどとは逆に、最初は土を浅めに入れ、苗は深めに植えます。

プランター選びの基本

家庭菜園で最も重要なのは、栽培する野菜の種類や成長する大きさに合わせたプランターを選ぶことです。

野菜は株幅に応じて根も成長しますので、大きく育つ野菜には小さなプランターでは根詰まりが起きやすく、成長が妨げられます。

野菜が成長する大きさを考慮して、初めから適切なサイズのプランターを選びましょう。

プランターのサイズ基準 ・果菜類(トマトやナスなど)

丸型や四角型のプランターで、直径・深さは最低30cm以上が必要です。

  • 葉菜類(コマツナやリーフレタスなど)  
    長方形のプランターが適しており、幅は栽培する株数に合わせて、深さは25cm程度が適切です。
  • 根菜類(ミニダイコンやニンジンなど)
    深さが30cm以上のプランターが必要です。
    深めのものが良いでしょう。

株間の管理

適切なプランターサイズを選んでも、植える株数が多いと結局狭いスペースになります。

プランターサイズに見合った適切な株数を植えましょう。

材質の選び方

プランターにはプラスチック製、素焼き鉢、テラコッタ鉢などがありますが、一般的にプラスチック製が多様なサイズで入手しやすく、適しています。

ただし、大きなサイズのプランターは重くなりやすいので、耐久性のあるものを選ぶことが重要です。

適切な土の選び方

プランター栽培には、すぐに使えるブレンド済みの培養土が便利です。

ただし、安価な土は避け、品質の良いものを選びましょう。

プランターの設置場所

家庭菜園には日当たりが重要です。

朝から午後3時までの長い時間、日が当たる場所に設置しましょう。

夏場の強い西日は避けることが望ましいです。

必要なアイテム

  • 支柱:風の影響を受けやすい大きな野菜には必須です。
  • 防虫ネット:害虫対策に役立ちます。
    特に葉菜類には必須です。

プランターで栽培しやすい野菜

初心者におすすめの野菜は、ミニトマト、ナス、コマツナ、ホウレンソウ、チンゲンサイ、ニンジン、ミニダイコン、ラッカセイ、インゲンなどです。

コンテナ栽培で押さえておきたい植え付けのコツ! まとめ

プランターでの家庭菜園は、適切なサイズのプランター選びや適切な場所の選定が重要です。

これらのポイントを押さえ、家庭菜園を楽しみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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