コンテナ栽培時の種や苗の選び方のコツは?栽培のガイドライン

コンテナ栽培時の種や苗の選び方 コンテナ栽培

園芸店などでは、非常にたくさんの種や苗が販売されていますよね。

ただ、市販されている種や苗の中には、時期が早すぎたり、健康状態が悪かったりするものもまぎれているかもしれません。

苗や種の良しあしがその後の栽培のガイドラインにもなるので、ぜひ記事を参考にして選び方のコツを身に着けてみてください。

今回は、コンテナ=プランター栽培を始めるにあたって、気を付けたい種や苗の選び方などご紹介します!

コンテナ栽培時の種や苗の選び方

コンテナ栽培での種や苗の選び方のコツを以下にご紹介します。

プランターならではの注意点など、詳しく見ていきましょう。

種の選び方のコツ

種を選ぶ時には、有効期限を確認しましょう。

種も生き物の1つなので、前年に購入したものは古すぎる可能性があります。

毎年新しい種に変えるようにした方が成功しやすいので、ここでケチってはいけません。

ちなみに、種の有効期限はパッケージの袋の後ろに書かれていることも多く、必ず確認してください。

また、種には期限だけでなく、発芽率が記入されていることがあります。

発芽率だけで選ぶわけではありませんが、発芽率を参考にして、低い発芽率の野菜は少し多めに種をまいておくのもポイントです。

苗の選び方のコツ

コンテナ栽培の苗を選ぶなら、徒長(軟弱に、間延びして育つこと)したものは避けるのがポイントです。

また、春に植え付け時期よりも早く出回る苗については、温室で育てられた可能性が高く、その分徒長しやすいので避けます。

ベランダで家庭菜園を行う場合、畑よりも日光が当たりづらいので育たない可能性も高くなります。

植え付け後の成長も考えると、この最初の苗選びが大切です。

下の方の葉が落ちているもの、ポットの底から根が出ているものなどは、植え付けの適期を過ぎた苗なので選ばないようにしましょう。

選ぶべき苗の特徴のリストアップは以下の通りです。

  • 新芽が傷んでいない
  • 葉が生き生きとしている
  • 節間が間延びしていない
  • 根元がぐらぐらしてない
  • 茎がしっかりとしている
  • 販売時期が適期である
  • 根が出ていない
  • 下の方の葉が落ちていない

上記のリストを参考にして、プランター向きの苗を選ぶようにしましょう。

植物の種をまくときの容器とその選び方

植物の種をまくときの容器とその使い方についてご紹介します。

各種の特徴に適した方法で播種し、健康な苗を育てるためのポイントをお伝えします。

平鉢での播種:一面に散らす方法

平鉢は小さくて発芽率が低い種に適しています。

土を入れて平らにし、指で種をつまみ、全体に均等に散らします。

種が流れないように注意しつつ、水は底から吸収させるか、細かな霧で上から潤します。

植え替えが不要な場合は、直接コンテナに播種しても良いです。

ピート板での播種:一面に散らす方法

ピート板は細かい種に適し、吸水して膨らむ特性があります。

板の滑らかな面を上にして、受け皿に入れ、たっぷりの水で湿らせます。

種をまいた後、軽く土で覆い、受け皿の端から水を染み込ませて湿らせます。

育苗箱での播種:条まき

育苗箱は少し大きめの種に適しています。

土を入れ平らにした後、定規で等間隔に溝を掘り、1粒ずつ種をまきます。

種が流れないように、底から水を吸収させる方法で潤します。

プラグトレーでの播種:点まき

プラグトレーは区画が分けられた育苗用トレーです。

各区画に土を詰め、1~2粒の種をまき、軽く土で覆います。

水は育苗箱を使って底から吸収させるか、細かい水差しで与えます。

ポットでの播種:点まき

直根性の植物(例:スイートピー、ヒマワリ)はポットに播種するか直播きします。

ポットに土を入れ、湿らせた後平らにします。

割りばしで深さ2cmの穴を数か所開け、1粒ずつ種を入れます。

播種後は土で穴を覆い、十分に水を与えます。

注意点

種には好光性と嫌光性のものがあります。

また、大きさに関わらず直播きが適している種もありますので、種子のパッケージや商品ページで指示を確認してください。

コンテナ栽培の基本や種や苗選びから まとめ

良質な苗を選んで家庭菜園に取り組むことは、ご自宅での野菜作りを楽しく、また美味しくする秘訣です。

ぜひ、この機会に家庭での野菜栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

最後までお読みいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました