コンテナでラディッシュを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでラディッシュを栽培する時のポイントと手順 ラディッシュ

ラディッシュはさくらんぼのような形が可愛らしいですが、大根と同じように漬物にすると美味しいです。

比較的短期間に収穫できるので、育てるのも楽と初心者向けの野菜でもあります。

また、丸い形や長い形、白と赤のバイカラーなど、見た目にも楽しい野菜としても人気です。

今回は、プランターなどのコンテナでラディッシュを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでラディッシュを栽培する手順

プランターなどのコンテナでラディッシュを栽培するなら、ポイントは「種をまきすぎなければ、ほぼ手がかからずに収穫ができること」「収穫が遅れないようにすること」などがあります。

それでは、以下に、ラディッシュの種まきから、間引き、肥料、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①ラディッシュの種まきのポイント

ラディッシュの種は比較的大きく、まきやすいです。

24~30cmのプランターなら1列で育てられるので、まず深さ1cmでまき筋をつけましょう。

約1cm間隔で種をまきますが、この時できるだけ種が重ならないようにするのがコツです。

また、ラディッシュは発芽率が高い野菜なので、種をまきすぎないように注意しましょう。

まき終えたら、周囲の土を寄せ、種の上に土をかぶせます。

種の上を手のひらで押さえ、種と土を密着させましょう。

あまり強く押し付けないようにして、発芽までは乾燥しないように注意しながら管理します。

手順②ラディッシュの間引きのポイント

ラディッシュは種まきの時に、1cm間隔でまけば、ほぼそのまま収穫可能です。

もし込み合う箇所が出てきたら、重なり合わないように間引きしましょう。

形が揃ったラディッシュを収穫したいなら、本葉が4~5枚程度になるように間引きするのがポイントです。

この時、株間は6cm程度にしましょう。

手順③ラディッシュの肥料のポイント

本葉が4~5枚くらいになったら、肥料やりを開始します。

2週間に1回の頻度で、薄めの液肥を施しましょう。

また、胚軸(子葉の下、根までの部分)が出ていたら、子葉の下まで増し土をします。

手順④ラディッシュの収穫のポイント

ラディッシュがおしくらまんじゅうをしているかのように育ったら、収穫時期です。

品種にもよりますが、直径2cmほどに実が付いたら収穫します。

収穫では、根元近くを持って抜き切りますが、まだ大きく育っていないものはそのまま残しておきましょう。

その後に、大きく育った時に収穫を再開すればOKです。

ラディッシュの発芽適温と栽培時期

ラディッシュの発芽適温は「15~25度前後」なので、種まきの時期は4月~9月いっぱいまで、収穫時期は5月中旬~11月中旬までとなります。

短期間に収穫可能なので、急がないでゆっくりと育てられるのもラディッシュの魅力ですね。

ラディッシュ栽培で気を付けたい病害虫

ラディッシュ栽培で気を付けたい病気には「モザイク病」「苗立枯病」などがあり、害虫には「アブラムシ」「アオムシ」「キスジノミハムシ」がいます。

モザイク病ではウイルスをアブラムシが媒介するので、まずアブラムシに気を付けることと発症した株は処分するのがポイントです。

苗立枯病は、清潔な用土を使って栽培し、発症したコンテナは同じように処分してから、土は消毒してください。

アブラムシは、紙を広げた上に刷毛などで落として駆除し、アオムシは見つけ次第捕殺し、キスジノミハムシも成虫を見つけ次第捕殺します。

早めの対処をすれば、病害虫の心配も減るので、こまめに観察しましょう。

ラディッシュはさくらんぼのような外観がかわいい まとめ

それでは、ラディッシュを栽培する時の種まき、間引き、肥料、収穫、気をつけたい病害虫などご紹介してみました。

ラディッシュの甘酢漬けなど、大根とはまた違った味わいが楽しめるのがラディッシュの魅力です。

初心者でも育てやすい野菜なので、ぜひプランターで収穫して、かわいい姿に癒されてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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