コンテナでモロヘイヤを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでモロヘイヤを栽培する時のポイントと手順 モロヘイヤ

モロヘイヤと言えば、健康野菜としても注目を浴びていますが、夏の暑さにも強く、初心者向けの野菜とも言われています。

モロヘイヤは中近東原産の野菜で、寒暖差の激しい気候で育ったこともあり、非常に丈夫で、かつ栄養価も高いんです。

葉先を摘み取りながら、枝数を増やしながら、長く収穫できるのもモロヘイヤの強みです。

今回は、プランターなどのコンテナでモロヘイヤを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでモロヘイヤを栽培する手順

プランターなどのコンテナでモロヘイヤを栽培するなら、ポイントは「摘芯を兼ねて収穫し、わき芽を伸ばして長く収穫すること」「病害虫の心配がほぼない」などがあります。

夏の暑さに強いだけでなく、病害虫にも強いとなれば、初心者でも安心して育てられますね。

それでは、以下に、モロヘイヤの植え付けから、摘芯、追肥・増し土、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①モロヘイヤの植え付けのポイント

モロヘイヤは基本的には高温を好むので、温かくなってから植え付けるのがポイントです。

まず、45cmのプランターを用意し、培養土を6分目まで入れましょう。

最初の土は少なめにし、次にポットから苗を取り出します。

ポットから取り出す時には、苗を傷めないように1株ずつ取り出すようにします。

元々土に埋まっていた位置まで土に埋めたら、植穴を掘って、苗を植えましょう。

苗は、15~20cm間隔で植え付けます。

最後に、鉢底から水があふれ出るくらいまで水を与えて、植え付けは完了です。

手順②モロヘイヤの摘芯のポイント

モロヘイヤが成長してきたら、枝の先端を切り取ります。

わき芽を伸ばすための処置で、半分ほどの高さに揃えましょう。

この時、元気の良いわき芽の上でカットするのがポイントです。

手順③モロヘイヤの追肥と増し土

植え付けから1か月ほど経ったら、月に1回の頻度で、有機配合肥料を小さじ1杯程度まきます。

葉より下の茎が半分ほど埋まるようにしながら、土を足し入れて、増し土をしましょう。

土を足し入れていきますが、この時、肥料入りの培養土で増し土をすれば、先の肥料はいりません。

モロヘイヤは増し土をしながら育てると、長く収穫が可能なので、増し土の作業は忘れないようにしてみてください。

手順④モロヘイヤの収穫のポイント

わき芽が育ってきたら、枝先10~20cmくらいの節の上でカットします。

収穫後にも、節からわき芽が伸びてくるので、収穫の仕方によっては、さらに枝数を増やすことも可能です。

わき芽が伸びたら、枝先を収穫していくなどすれば、繰り返し収穫を楽しめます。

モロヘイヤの生育適温と栽培時期

モロヘイヤの生育適温は「20~30度前後」なので、植え付け時期は、5月中旬~6月上旬まで、収穫時期は、7月中旬~10月いっぱいまでとなります。

モロヘイヤは一度育てば、繰り返し収穫できるので、植え付けの時期など忘れないようにしてみてください。

モロヘイヤ栽培で気を付けたい種について

モロヘイヤはほとんど病害虫の心配がない強い野菜ですが、気を付けたいのはモロヘイヤの種です。

モロヘイヤの種には有害物質が含まれているので、収穫する時には、収穫する部分に実がなっていないかを確認しましょう。

実は細長いさや状になっており、葉っぱを収穫するのは問題ありませんが、種には注意が必要です。

モロヘイヤは病害虫の心配がない強い野菜 まとめ

それでは、モロヘイヤを栽培する時の植え付け、摘芯、追肥・増し土、収穫、気をつけたい種などご紹介してみました。

モロヘイヤは温かい気候を好むので、植え付けも温かい時期を選ぶようにしてみてください。

モロヘイヤは病害虫にほとんど心配がないので、その点でも初心者向けと言えます。

ただ、モロヘイヤの種には有害物質が含まれているので、収穫時に実がなっている部分を取らないように注意が必要です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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