コンテナでをミツバを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでミツバを栽培する時のポイントと手順 ミツバ

ミツバは、明るい陽射しで、かつ、湿り気のある環境を好む野菜です。

なので、ベランダなどの少し陰となる部分は、コンテナでミツバを育てるのに適した環境とも言えます。

1株から数回の収穫も可能なので、ミツバを育てて、親子丼やカツ丼、茶碗蒸しなどの引き立て役としてみてください。

今回は、プランターなどのコンテナでミツバを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでミツバを栽培する手順

プランターなどのコンテナでミツバを栽培するなら、ポイントは「夏の直射日光に当てないようにすること」「発芽が悪い種は水に漬けてからまくこと」「土を乾燥させないようにすること」などがあります。

それでは、以下に、ミツバの種まきから、管理、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①ミツバの種まきのポイント

まず、コンテナに、培養土を8分目まで入れ、まき筋を作りましょう。

密に育てることになるので、10cm間隔で、2列に種をまくのがポイントです。

指先で種をつまんだら、作ったまき筋に種をまいていきましょう。

種が重なるくらいに、やや多めに種をまきます。

ミツバは、発芽に日光を必要とする「好光性」のタイプなので、種が見えるか見えないかのギリギリの線で、薄く土をかぶせるのもポイントです。

土を押さえて、種と土を密着させましょう。

植えた後は、乾燥予防に、発芽するまで、湿らせた新聞紙などをかぶせておくと良いです。

手順②ミツバの管理のポイント

ミツバの管理のポイントとしては、発芽が終わった段階で、よほど混みあって育ってさえいなければ、間引きの必要はありません。

肥料も基本的にはあまり必要としませんが、2~3週間に1度くらいの頻度で、液肥を施すと大きく育ちます。

ただ、管理の一番のポイントですが、土が乾燥しないように、土の表面が乾きかけた所で、適量の水を与えてください。

手順③ミツバの収穫のポイント

草丈が15~20cmくらいまで育ったら、ミツバの収穫時期です。

必要な分だけを根元から切って、収穫しましょう。

数が少なくなってきたら、地面から2cm残して切っておけば、そこから再び芽が育ち、複数回の収穫も可能です。

ミツバの発芽適温と栽培時期

ミツバの発芽適温は「10~20度前後」なので、種まきの時期は、3月~5月いっぱいと、9月~11月いっぱい、収穫の時期は4月~8月いっぱいと、10月中旬~12月いっぱいまでとなります。

数回収穫ができますが、乾燥にはくれぐれも注意して、新鮮なミツバを収穫してみてください。

ミツバ栽培で気をつけたい病害虫

ミツバ栽培で気を付けたい病気には「モザイク病」「立枯(たちがれ)病」「べと病」があり、気を付けたい害虫には「ハダニ」「アブラムシ」などがいます。

モザイク病は、ウイルスをアブラムシなどが媒介するので、見つけ次第株ごと処分、立枯病の場合は、水はけのよい清潔な培養土に植え付ける、べと病では、水はけのよい土に植え付けるなどで対処できます。

害虫では、特に乾燥すると、ハダニの害を受けやすくなるので、成長にも害虫対策にも乾燥はNGです。

ハダニの予防策としては、時々葉の裏側を洗うようにし、極端な乾燥を防ぐのがポイントです。

アブラムシは、紙を広げた上に、刷毛などで落として対策するようにしてください。

ミツバはとにかく乾燥に注意 まとめ

それでは、ミツバを栽培する時の種まき、管理、収穫、気をつけたい病害虫などご紹介してみました。

ミツバは、コンテナ栽培に適した野菜なので、特にベランダのようなわずかに日陰になるところが栽培にも適しています。

逆に言えば、ミツバは直射日光に弱いので、特に夏場は日光を当てないように気を付けましょう。

また、乾燥すると育たないだけでなく、害虫のハダニが出てきやすくなる点にも注意してください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました