水菜は火を入れてもぺちゃっとならないので、良くサラダなどに使われますが、シャキシャキ感が美味しい野菜でもありますよね。
水菜は細かい切れ目が葉にあるので、シャキシャキ感があり、冬の鍋に使う食材としても定着しつつあります。
明るい日陰でも育つので、プランターなどのコンテナ栽培にもぴったりです。
今回は、プランターなどのコンテナで水菜を栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!
コンテナで水菜を栽培する手順

プランターなどのコンテナで水菜を栽培するなら、ポイントは「スペースにも合わせて大株や小株で育てること」「コナガなどの害虫の被害に注意すること」などがあります。
それでは、以下に、水菜の種まきから、間引き、追肥、二度目の間引き、収穫までの手順を見ていきましょう。
手順①水菜の種まきのポイント
まず、水菜の種まきでは、土を7分目まで入れて、中央にまき筋を付けることから始めます。
この時のまき溝の深さは5mm~1cm程度にし、指先で種をつまんだら、こよりを作るかのように指先をひねり、1粒ずつ種をまきましょう。
手のひらで押さえて、種を土に密着させたら、シャワー状の柔らかい水を与えて、種まきは完了です。
手順②水菜の1度目の間引き
発芽が揃ったら、1度目の間引きを開始します。
生育の良いモノだけ残し、他は根元からハサミでカットしてしまいましょう。
間引いた水菜は食べられるので、スープに入れたり飾り用に使ったりなどしてみてください。
手順③水菜の追肥
成長の様子を見ながら、薄めの液体肥料を定期的に施します。
肥料の頻度や量は、パッケージに従って行ってください。
どちらで育てても問題ないんですが、プランターで栽培するなら、密に植えた方が小さく育つので管理もしやすくなります。
手順④水菜の二度目の間引き
水菜が10cmくらいまで育ったら、2度目の間引きのタイミングです。
他に比べて生育が悪いものを引き抜くか、切り取って間引きをしましょう。
この時、株間は5cm程度にしますが、水菜の場合は間が狭くても大丈夫です。
1度目と同様に間引いた株は食べられるので、二度目の間引きも捨てずに利用してみてください。
手順⑤水菜の収穫
草丈が20cmほどになったら、収穫の合図です。
根元からハサミでカットして収獲していきましょう。
水菜の発芽適温と栽培時期
水菜の発芽適温は「15~25度前後」なので、種まきは3月中旬~6月中旬までと、8月下旬から9月上旬まで、収穫期は1月~3月いっぱいと、5月上旬~8月中旬までと、10月中旬~11月いっぱいまでとなります。
収穫時期が長いので、オールシーズン楽しめる素敵な野菜ですね。
水菜栽培で気をつけたい害虫

水菜栽培で気を付けたいのは、コナガとヨトウムシによる食害です。
また、ヨトウムシの場合は、夜間に活動する習性があるので、活動中の所を見つけたら、すぐに捕殺してください。
水菜栽培は収穫時期が長いのでコンテナ向き まとめ
それでは、水菜を栽培する時の種まき、1度目の間引き、追肥、2度目の間引き、収穫、気をつけたい害虫などご紹介してみました。
水菜はアブラナ科の野菜ですが、独特のシャキシャキ感があり、熱を加えてもぺたっとならないので、鍋料理などにもおすすめの野菜です。
プランターで育てるなら、密に植えて小さく育て、たっぷりの水菜を収穫してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!