コンテナでホウレンソウを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでホウレンソウを栽培する時のポイントと手順 コンテナ栽培

ホウレンソウは一時期鉄分が補給できると話題になりましたが、何でも食べすぎは良くありません。

ただ、ホウレンソウが栄養豊富な野菜であることは間違いなく、多くの品種が作られています。

元々は夏の暑さに弱い野菜でしたが、品種改良のお陰で、今はオールシーズン楽しめる野菜となりました。

今回は、プランターなどのコンテナでホウレンソウを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでホウレンソウを栽培する手順

プランターなどのコンテナでホウレンソウを栽培するなら、ポイントは「時期をずらして種をまくと、長く収穫が楽しめるようになる」「使用済みの土を使う場合は、酸度を調整すること」などがあります。

それでは、以下に、ホウレンソウの種まきから、間引き、増し土、追肥・管理、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①ホウレンソウの種まきのポイント

ホウレンソウの種は、誤用を防ぐために青色をしていますが、傷んでいるわけではないので安心してください。

まず、プランターに土を7~8分目まで入れ、中央に1本まき筋を付けます。

種を1粒ずつ、できるだけ等間隔に、また、種を重ねないように、1cm間隔でまくのがポイントです。

種の両側の土を寄せ、種にかぶせましょう。

手のひらで押さえ、種と土を密着させたら、たっぷりの水を与えて、種まきは完了です。

手順②ホウレンソウの間引きのポイント

発芽したら、葉と葉が重ならないように間引きを始めましょう。

他と比べて茎が細いものや、生育が悪いものがあったら、それを引き抜くか、根元からハサミでカットして間引きをします。

重なっている場合は、一方を残して間引きするのがポイントです。

ちなみに、間引きしたホウレンソウは食べられるので、捨てずにぜひ利用しましょう。

手順③ホウレンソウの追肥と管理

成長の様子を見ながら、薄めの液体肥料を定期的に施しましょう。

肥料の濃度や頻度は、パッケージを参照して、指示に従います。

この時、胚軸(子葉の下、根までの部分)が出ていたら、子葉の下まで増し土をしますが、成長点を埋めないように注意してみてください。

手順④ホウレンソウの収穫

草丈が10cm以上に育ったら、ホウレンソウの収穫のタイミングです。

生育の良いものから順に、根元からハサミで切って収穫しましょう。

ホウレンソウの発芽適温と栽培時期

ホウレンソウの発芽適温は「15~20度前後」なので、種まきの時期は3月~4月いっぱいと、8月下旬~12月の始めまで、収穫時期は、1月いっぱい~2月いっぱい、4月上旬~6月いっぱい、9月の下旬~12月いっぱいまでとなります。

収獲の時期は2回にも分けられますが、ほぼ一年中収穫できるのは嬉しいですね。

ホウレンソウ栽培で気をつけたい病害虫

ホウレンソウ栽培で気を付けたい病気には「べと病」「草枯(くさがれ)病」などがあり、害虫には「アブラムシ」「ハムシ」「ヨトウムシ」などがいます。

べと病の対策としては、窒素過多にせず水はけのよい土で育てること、草枯病では、間引きをして風通しを良くするなどがあります。

害虫対策としては、アブラムシは、紙を広げた上に刷毛で払い落す、ハムシは、見つけ次第とらえて捕殺する、ヨトウムシは、見つけたら周囲の鉢の裏を確認してすぐに捕殺するなどがあるので、虫によって対処を変えてみてください。

ホウレンソウは収穫時期が長くて便利 まとめ

それでは、ホウレンソウを栽培する時の種まき、間引き、追肥・管理、収穫、気をつけたい病害虫などご紹介してみました。

ホウレンソウは緑黄色野菜なので、栄養価もたっぷりです。

独特の苦みはありますが、お浸しやポタージュなど、緑色を利用した料理法も多彩です。

ぜひ、新鮮なホウレンソウで、日々の野菜不足など解消してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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