コンテナでゴーヤを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでゴーヤを栽培する時のポイントと手順 ゴーヤ・ニガウリ

ゴーヤは別名「ニガウリ」なんて呼ばれますが、沖縄が産地として有名な健康野菜ですよね。

温かい気候を好む野菜なので、十分に温かくなってから植え付けるのがポイントですが、実は初心者向けとも言われています。

プランターで育てるなら、日差しが強い窓辺などで育ててみましょう。

今回は、プランターなどのコンテナでゴーヤを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでゴーヤを栽培する手順

プランターなどのコンテナでゴーヤを栽培するなら、ポイントは「摘心してわき芽を伸ばすこと」「暖かくなってから植え付けること」「窒素肥料は控えること」などがあります。

それでは、以下に、ゴーヤの植え付けから、誘引、追肥・増し土、管理、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①ゴーヤの植え付けのポイント

ゴーヤの植え付けは、本葉が7~8くらいになったら始めますが、温かくなってから植え付けるのがポイントです。

まず、先端を取り、わき芽を伸ばすようにしたら、先端を摘み取りましょう。

切り口をつぶさないようにしながら摘み取るようにするのがポイントです。

10号鉢を用意し、支柱を3本固定したら、コンテナの7分目まで土を入れてから、苗のポットを外します。

根が適度に鉢いっぱいに育っているのを確認したら、根鉢を崩さないようにしながら、鉢の中央に置き、培養土を足し入れましょう。

株の周囲を押さえて苗を落ち着かせたら、仮支柱を根鉢を避けるようにしながら、斜めに挿します。

支柱に苗の茎を固定したら、シャワー状の水を与えて植え付けは完了です。

手順②ゴーヤの二度の誘引

2本の小づるが伸びたら、伸びた小づるをまとめて、支柱に縛るための位置を確認します。

位置を決めた場所にひもをしっかりと縛り付け、つるをまとめ、ゆるく縛れば一度目の誘引は完了です。

さらにつるが伸びてきたら、また、支柱に縛る位置を決めましょう。

支柱にひもを縛って固定し、つるもまとめて縛ればOKです。

手順③ゴーヤの追肥・増し土

水やりなどで土が下がり、根が出る頃になったら、有機配合肥料を小さじ1杯程度、鉢の縁近くに回し入れます。

子葉の下まで土を入れますが、土の入れすぎには要注意です。

全体に均一に培養土を増し土氏、生育を見ながら、生育が悪いようなら、追肥と増し土を繰り返してください。

手順④ゴーヤの管理と収穫

ゴーヤの葉が黄色く枯れているようなら、光合成をしていない証拠でもあるので、病気の原因を産まないように取り除いて管理します。

実が育ってきたら収穫のタイミングですが、ゴーヤの場合、早めに収穫しないと株が弱るので気を付けましょう。

大きいものから順に収穫していきますが、最後の収穫は実が完熟してからがおすすめで、完熟すると中の種が黄色から赤に変わるので美味しくいただけます。

実の茎をハサミで切って収穫すれば完了です。

ゴーヤの生育適温と栽培時期

ゴーヤの生育適温は「25度~30度前後」なので、植え付けの時期は5月いっぱい、収穫の時期は7月中旬から10月いっぱいまでです。

沖縄で採れることで有名なゴーヤは暑い気候を好むので、植え付けの時期は温かくなってからを目安としてみてください。

ゴーヤ栽培で気をつけたい病害虫

ゴーヤは病害虫には強いですが、気をつけたい病気には、うどんこ病、炭疽病(たんそびょう)、べと病、害虫には、ウリハムシ、オオタバコガ、ハスモンヨトウなどがあります。

葉の表面に薄く白い粉状のカビが発生したら「うどんこ病」、斑点が灰褐色、灰白色になり、同心輪紋状に広がったら「炭疽病」、葉の表に淡黄色のぼんやりとした斑点ができたら「べと病」の可能性を疑いましょう。

うどんこ病の場合は、発病した葉は切り取って早めに処分すること、炭疽病の場合は、発病した葉などは除去して処分、べと病の場合は、発病した葉などは除去してから畑などの外で捨てるようにします。

ゴーヤで一番気をつけたい害虫にはウリハムシがいるので、見つけしだい手で捕まえて駆除するのが基本ですが、すぐに飛んで逃げてしまうので、数が多い場合は薬剤を散布するなどして対処しましょう。

健康野菜の人気者!ゴーヤ まとめ

それでは、ゴーヤをコンテナで栽培する時の植え付け、二度の誘引、増し土・追肥、管理と収穫、気を付けたい病害虫などご紹介してみました。

ゴーヤは別名で「ニガウリ」とも呼ばれるほど、かなり苦味の強い野菜です。

なので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、健康野菜として注目されているので、ぜひ旬のゴーヤを食べて、体の中から健康的になってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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