こんにちは。トレトレです。
スーパーで安く売られているカイワレ大根=カイワレスプラウトですが、我が家ではよく盛り付けの時の彩りやサラダなどに活用します。
そのままスーパーで買っても安いので便利ですが、少し傷むのが早いのが難点ですよね。
でも、水耕栽培ならいつでも新鮮なカイワレが手に入るので、水耕栽培がおすすめの理由でもあります。
今回は、水耕栽培でカイワレスプラウトを作る時のポイントなどご紹介します!
カイワレスプラウトの水耕栽培に必要なもの
カイワレスプラウトを水耕栽培で育てるなら、まずは必要な道具を揃えることから始めましょう。
と言っても、種以外はほぼすべての水耕栽培に共通なので、特別な道具は必要ありません。
①カイワレスプラウトの種
カイワレスプラウトの種にもいくつか種類がありますが、ポイントは薬剤の消毒がないタイプを選ぶことです。
もしどれに薬剤が使われているのかわからない場合は、有機種子と書かれているものを選びましょう。
有機種子と書かれている場合は、化学肥料や農薬が不使用なので安心して育てられます。
②苗床
カイワレスプラウトの水耕栽培では、土の代わりとして苗床が必要です。
苗床に使われるのは、スポンジやカットタイプのコットン、キッチンペーパー、ティッシュペーパーなどです。
どれを選んでもいいのですが、水を含みやすく、かつ湿りやすいものを選んでください。
③水を入れる容器
カイワレスプラウトの水耕栽培では、基本的にどんな容器でも構いません。
たとえば、野菜が入っていたプラスティックの容器、ペットボトル、プランターなどは、カイワレスプラウトの水耕栽培に適しています。
また、新しく容器を買うのであれば、100均などで水耕栽培用の容器が売られているので、そちらを使ってもOKです。
④水(水道水でも可)
カイワレスプラウトでは、適度な水やりが必要なので、水もお風呂の残り湯などの汚れた水を使わず、水道の蛇口から出たような清潔な水を使いましょう。
とくに、発芽してから乾燥してしまうと失敗の原因になります。
霧吹きでこまめに水を吹き付けるのがポイントです。
同時に細かい網目のシートを底に敷いておくと、水はけがよくなるので覚えておいてください。
カイワレスプラウトを水耕栽培で作るなら?
カイワレスプラウトの育て方は簡単なので、以下に、育て方の手順と流れをご紹介します。
カイワレスプラウトが好きな方は、ぜひ家庭内で簡単に作れる水耕栽培にチャレンジしてみてください。
カイワレスプラウトの育て方の手順
- 軽く湿らせて水をつけた脱脂綿をトレーに敷いたら、種が重ならず均等になるように並べましょう。
- アルミホイルをトレーにかぶせ、暗所で3日間ほど放置します。
中が気になって開けると日光を当ててしまうと、発芽が遅くなる原因になります。 - 発芽してから、5~6cm伸びた所で、日光の当たる場所に移動しましょう。
このとき、脱脂綿は常に濡れた状態でキープします。 - 種をまき、7日から14間ほどで伸びて食べられるようになるでしょう。
根の部分をハサミで切って、サラダや飾りに使ってみてください。
カイワレスプラウトの水耕栽培に適した場所は?
カイワレスプラウトは、育ってしまえば年中楽しめますが、発芽の時期や生育の時期などによって、適した環境があります。
上手に育てるためにも、以下のコツを踏まえて、最適の環境を作ってあげてみてください。
日光のコントロール
カイワレスプラウトは、水やりも大切ですが、日光の当て方も大切なポイントですが、発芽の時と生育時期では方法が違うので注意しましょう。
発芽時期(種まき時)の場合
上記でもご紹介しましたが、カイワレスプラウトの種まきの時期に日光は厳禁です。
なぜなら、カイワレスプラウトなどの種は「暗発芽種子」と呼ばれていて、暗い場所でないと発芽してくれないからです。
もしどうしても日光が当たりそうなら、アルミホイルをかぶせるか、大きめの箱を乗せるなどして日光を遮るようにします。
発芽後(生育)の場合
5~6cmくらいの長さに発芽したら、今度は日当たりのいい場所に置き、たっぷりと光合成をさせます。
日光を浴びることで光合成が活発になり、栄養価の高い美味しいカイワレスプラウトが取れるようになります。
家の中の光だけでは弱いので、窓辺など、できるだけ日光の当たる場所に置くのがポイントです。
温度のコントロール
カイワレスプラウトに適した温度は「20~25度」と言われています。
クーラーなど室温が一定に保たれている場所なら、オールシーズン栽培できますが、25度以上の室内環境だと根腐れを起こす可能性大です。
また、逆に20度以下だと、今度は発芽に影響が出て、最悪発芽しない可能性もあります。
なので、もし水耕栽培でカイワレスプラウトを育てるなら、真夏や真冬を避けるのもポイントです。
カイワレスプラウトは水耕栽培向き
それでは、カイワレスプラウトが水耕栽培向きと言われる理由や、栽培に必要なもの、育て方の手順、適切な環境などご紹介してみました。
カイワレスプラウトは条件さえ揃えば、オールシーズン育てられる野菜です。
ぜひ、発芽から生育までのポイントを押さえて、いつでも新鮮なカイワレを食べられるようにしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!