コンテナでソラマメを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでソラマメを栽培する時のポイントと手順 ソラマメ

ソラマメと言えば、ビールのおつまみなどに食べている方も多いと思いますが、焼いても揚げてもゆでても美味しい豆ですよね。

そんなソラマメは、花もキレイなので、実がなるまでも楽しめる野菜です。

ただ、十分な日当たりのある場所でないとうまく育たないので、冷たい北風は避けるのがポイントです。

今回は、プランターなどのコンテナでソラマメニを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでソラマメを栽培する手順

プランターなどのコンテナでソラマメを栽培するなら、ポイントは「1コンテナに2株で、たっぷりの土で育てること」「種まきは向きに注意すること」「アブラムシの害に気をつけること」などがあります。

それでは、以下に、ソラマメの種まきから、植え付け、摘心と管理、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①ソラマメの種まきのポイント

ソラマメの種まきでは、まず3号ポットに培養土を9分目まで入れて、たっぷり目の土で育てるのがポイントです。

種の溝になっている部分は、根が出るところで、生の実を見てみるとわかりますが、黒色をしている部分(おはぐろと呼ばれます)が種です。

この根が出る溝の部分を下に向けて植え付け、種を軽く土に押し込みますが、この時種が土から見えていても心配しないでください。

その後、水を与えて種まきは完了です。

手順②ソラマメの植え付けのポイント

本葉が5~6枚になったら植え替えの時期なので、幅が60cmほどで深さのあるコンテナを用意しましょう。

次に、コンテナの5~6分目くらいまで培養土を入れ、苗をポットから取り出します。

用意したコンテナに苗を置き、株間25~30cmで配置しましょう。

成長点を埋めないように注意しながら、培養土を入れていきます。

植え付けが終わったら、水やりを忘れないようにしてください。

手順③ソラマメの摘心と管理

本葉が4枚以上になったら、摘心をしてわき芽を伸ばしましょう。

摘心では、まず先端部分を手で摘み取りますが、切り口がつぶれるのが心配なら、ハサミでカットしてもOKです。

葉の付け根からわき芽が伸びてくるようなら、摘心は完了です。

根元の土が下がってきたら、増し土を行いますが、この時培養土を使うことで、追肥を兼ねて管理します。

ソラマメは倒れやすいので、草丈が伸びてきたら、支柱を立てて育てましょう。

手順④ソラマメの収穫

ソラマメは実がなるまでは上を向いて育ちますが、収穫時期になると下向きになるので、こちらが収穫のサインです。

もしくは、豆に光沢が出たら収穫の時期なので、収穫時期を見逃さないようにしましょう。

ソラマメの生育適温と栽培時期

ソラマメの発芽適温は「15~20度前後」なので、種まきは10月から10月中旬まで、植え付けは11月中旬、収穫は5月中旬から6月までとなります。

夏の収穫のイメージがありますが、発芽適温が低めなので、収穫は本格的に暑くなる前にしておきましょう。

ソラマメ栽培で注意したい病害虫

ソラマメ栽培で注意したい病気には「赤色斑点病」や「モザイク病」などがあり、気をつけたい害虫はアブラムシやハモグリバエ、ミナミキイロアザミウマなどがいます。

とくに、アブラムシには注意が必要なので、マメアブラムシやソラマメヒゲナガアブラムシなどに気をつけ、新芽、茎葉、サヤに群がって吸汁されるのを防ぎましょう。

アブラムシを放置するとモザイク病を媒介するため、二重に注意が必要で、見つけ次第捕殺してください。

また、葉の表面に絵を描いたような白い跡がついたら、ハモグリバエの可能性が高いので、こちらも見つけ次第捕殺して、害虫には注意が必要です。

ソラマメはおつまみにも最適! まとめ

それでは、ソラマメをコンテナで栽培する時の種まき、植え付け、摘心、管理、収穫、気を付けたい病害虫などご紹介してみました。

ソラマメは種まきの時に発芽すれば、後は順調に育てられると思いますが、アブラムシの被害を受けやすい点には注意が必要です。

ぜひ採れたてのソラマメを調理して、美味しいおつまみにと変身させてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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