コンテナでズッキーニを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでズッキーニを栽培する時のポイントと手順 ズッキーニ

ズッキーニは、南瓜の仲間ですが、きゅうりのように細長い形が有名ですが、中には球状のタイプもあるなど、育てるのが楽しい野菜の1つです。

初心者向けとは言えないかもしれないですが、割とコンテナで育てやすい野菜でもあり、意外と大きく育つので、栽培が楽しくなるかもしれません。

ただ、大きく育つということは、それだけスペースが必要になる点には注意してみてください。

今回は、プランターなどのコンテナでズッキーニを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでズッキーニを栽培する手順

プランターなどのコンテナでズッキーニを栽培するなら、ポイントは「十分に温かくなってから植え付けること」「大き目のスペースのあるコンテナで育てること」「2株以上あると実がなりやすくなる」などがあります。

それでは、以下に、ズッキーニの植え付けから、管理、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①ズッキーニの植え付けのポイント

ズッキーニは、気温が安定して十分に温かくなってから植え付けを始めます。

まず、10号以上の鉢を用意し、6分目の高さまで培養土を入れ、根元を押さえながら、苗をポットから取り出しましょう。

根鉢を崩さないようにしながら植え、用意した鉢の中央に置きます。

植え付け後に、鉢土の高さが8分目くらいになるよう、培養土を足し入れましょう。

苗の土の表面の高さまで土を入れますが、この時、茎を深く埋めないように注意してください。

全体にまんべんなく、鉢底から水が溢れ出るくらいまで水を与えて、植え付けは完了です。

植え付けでのポイントは、本葉が4~5枚くらいになると植え付けの適期になるので、もし気温が低い時には一回り大きいポットに鉢上げしてから、保温しながら育苗しましょう。

手順②ズッキーニの管理

ズッキーニは成長を管理することが大切なので、もし形の悪い実が出た場合は、受粉していないか、水不足などを疑ってください。

まず、形の悪い実は付け根から取り除くのがポイントで、よい実に養分を回すためにも、早めに取り除きます。

また、枯れた葉があったら、こちらも付け根から取り除き、枯れた茎がある場合も取り除きましょう。

このように小まめに管理していれば、長く収穫を楽しめます。

手順③ズッキーニの収穫

実の長さが20cmくらいになったら収穫しますが、切り口から病原菌が入らないように、収穫は晴れた日に行うのがポイントです。

収穫する時には、清潔なハサミなどを使い、まずヘタの上を切ります。

長く収穫を楽しみたいなら、早めに収穫を心がけ、株の負担を減らしましょう。

この時、実のなり方が思わしくない場合は、雄花を雌花につける人工授粉もしてみてください。

ズッキーニの生育適温と栽培時期

ズッキーニの生育適温は「17~22度前後」なので、栽培時期は、5月中旬から6月の上旬までが植え付けで、収穫は、6月下旬から9月中旬までとなります。

ズッキーニは、天ぷらやフライなど油との相性がいい野菜ですし、スペースが必要な分、大きめに育つので、ぜひ長く収穫を楽しめるようにポイントも参考にしてみてください。

ズッキーニ栽培で注意したい病気

ズッキーニ栽培で気をつけたいのが「うどんこ病」です。

ズッキーニは元々病気には強い野菜なのですが、うどんこ病にはかかりやすいので注意しましょう。

予防法は風通しを良くすることで、葉の表面に白い模様が入ることから、うどんこ病に気付きにくいとの注意点もあります。

なので、ズッキーニを育てるなら、日頃から葉の裏面を観察し、ぼやけたような白い斑点が付いた時はうどんこ病を疑いましょう。

ズッキーニを大きく育てるのも醍醐味! まとめ

それでは、ズッキーニをコンテナで栽培する時の植え付け、管理方法、収穫、気を付けたい病気などご紹介してみました。

ズッキーニはしっかりと管理すれば、長く収穫が楽しめ、また大きな鉢に植えれば、より大きく育つのがだいご味でもあります。

ぜひ、大きなズッキーニを育てて、近所のスーパーと比較できるように、管理を怠らずに育ててみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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