コンテナでシシトウを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでシシトウを栽培する時のポイントと手順 シシトウ

シシトウは、夏の定番野菜の1つですが、実は水不足になると激辛になり食べられなくなる野菜でもあります。

そもそもシシトウは、ピーマンと唐辛子の中間的存在なのですが、辛いシシトウほど水が足りていない可能性大です。

また、シシトウは夜の温度が高すぎると、こちらも激辛になるので栽培時には気を付けてみてください。

今回は、プランターなどのコンテナでシシトウを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでシシトウを栽培する手順

プランターなどのコンテナでシシトウを栽培するなら、ポイントは「増し土する分を考えて植え付けるること」「支柱を立てて茎を支えること」「できるだけ大きなコンテナで栽培すること」などがあります。

それでは、以下に、シシトウの植え付けから、わき芽取り、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①シシトウの植え付けのポイント

シシトウは高温を好む野菜なので、気温が高くなる頃を見計らって植え付けを始めましょう。

8号以上の大きな鉢に、支柱を2本立てて固定したら、培養土を6分目くらいまで入れます。

茎の根元を指の間に挟むようにして持ったら、苗を逆さにして、ポットから取り出しましょう。

根が張っているので、根鉢を崩さないように注意しながら、用意しておいた鉢の中央に置きます。

培養土を足し入れますが、この時、苗の土の表面よりも少し深めに土を入れましょう。

土を入れたら、平らにならし、根元を押さえて落ち着かせます。

根が張るまでの間、仮支柱で支えながら、全体にたっぷりと鉢底から流れ出るまで水を与えて、植え付けは完了です。

手順②シシトウのわき芽取りのポイント

シシトウは、第一果の下で枝分かれするので、それより下のわき芽は取ってしまうのがポイントです。

根の付け根から出ているのがわき芽なので、付け根から取るようにしましょう。

次に、鉢に固定した支柱に、横支柱を一本渡し、枝の分かれ目の少し上につけます。

枝の分かれ目の下を紐で吊り上げるイメージで、横支柱に縛り付けましょう。

この時、茎をきつめに締めすぎないようにするのがポイントです。

手順③シシトウの収穫のポイント

シシトウは十分に育ったものから収穫を始めるので、ヘタの上をハサミでカットして収穫しましょう。

ちなみに、第一果は早めに収穫するのがポイントです。

シシトウの生育適温と栽培時期

シシトウの生育適温は「20~30度前後」なので、栽培時期は、5月上旬から5月中旬までが植え付け、6月中旬から8月いっぱいまでが収穫となります。

重ねて言うようですが、激辛を目指すのでなければ、水不足にならないように十分に注意して育ててください。

シシトウ栽培で注意したい害虫

シシトウは高温を好む野菜なので、害虫も夏の高温時に注意が必要で、特にハダニには気を付けましょう。

特に、乾燥しやすいベランダ栽培などでは、ハダニの被害が大きくなります。

対策としては、水やりのついでに葉の裏側を洗う、または、見つけ次第速やかに駆除しましょう。

もし、葉の裏側などがかすれてきた場合は、ハダニの可能性大です。

こまめに葉の裏をチェックして駆除も早めにするのがポイントなので、夏の害虫ではハダニに要注意です。

シシトウは育て方次第で激辛に? まとめ

それでは、シシトウをコンテナで栽培する時の植え付け、わき芽取り、収穫、気を付けたい害虫(ハダニ)などご紹介してみました。

シシトウは辛いのが好きな私ですが、辛いのが苦手な方は、シシトウが激辛にならないように、水不足には十分注意が必要です。

また、シシトウは初心者向けの野菜ですが、夏の間に収穫となるので、夜間の高温にも注意してください。

シシトウはピーマンと唐辛子の中間的存在なので、割と中華料理にも使いやすい野菜でもあります。

新鮮なシシトウは、油いためやてんぷらなども美味しいので、ぜひ採れたてを食べてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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