コンテナでコールラビを栽培するなら?育てるコツや手順など解説!

コンテナでコールラビを栽培する時のポイントと手順 コールラビ

コールラビは、根元の茎が丸々と太るユニークな形をした野菜で、地中海原産のキャベツの仲間です。

根元が丸々と太っているのに、そこから葉が出ているのはユニークで、緑色の茎が多いですが、赤紫の品種などもあり、食卓をカラフルに彩ってくれます。

葉が根元から出ている以外は、模様のないメロンのような形をしていますが、洋食には欠かせない野菜の1つです。

今回は、プランターなどのコンテナでコールラビを栽培する上で、気を付けたい育て方のコツや手順などご紹介します!

コンテナでコールラビを栽培する手順

プランターなどのコンテナでコールラビを栽培するなら、ポイントは「発芽後に増し土をして、しっかりとした苗を作ること」「茎が少し埋まるくらいまで深く植え付けること」「茎が硬くなる前に収穫すること」などがあります。

それでは、以下に、コールラビの種まきから間引き、植え付け、収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①コールラビの種まきのポイント

まず、コールラビの種はアブラナ科なので、種も子葉も区別がつきづらいため、種まき後は必ずラベルを付けるようにします。

2.5号のポットを用意し、8分目まで培養土を入れたら、種をできるだけ均一になるようにまきましょう。

1ポットに5粒ずつくらいの種をまいていき、培養土をかぶせますが、この時、厚さが5mm~1cmほどになるように、こちらも均一にかぶせます。

上から押さえて種を密着させたら、全体を均一になるようにならし、シャワー状に水を柔らかく与え、種まきは完了です。

手順②コールラビの間引きと増し土

発芽して、本葉がで始めたら、他より茎が細いものや葉の形が悪いものを取り除いて間引きます。

この時、残す根を傷めないように、ハサミでカットするのがポイントです。

1ポット当たり3本くらいにし、子葉の下まで増し土をしていきます。

肥料入りの培養土を足し入れて、苗を起こしたら、子葉の下あたりまで土を入れてならせばOKです。

手順③コールラビの植え付け

植え付けでは、まず60cmくらいのプランターを用意し、4分目くらいまで培養土を入れましょう。

次に、苗を取り出し、株を1本ずつに分けてから、苗の地表の高さよりも深い位置に苗を植えます。

30cm間隔になるように苗を置い(60cmのプランターに2株程度が目安)たら、苗を起こしながら、培養土を入れて植え付けましょう。

深めに植えることで株がしっかりと育つようになるので、根元を深く植えるのがポイントです。

最後に、鉢底から水が流れ出るくらいまで水やりをしたら、植え付けは完了です。

手順④コールラビの収穫

根元の茎が直径5~6cmくらいに太った、またはそれ以上大きく育ったら収穫の時期です。

太った茎の下をハサミで切り取り、下の方にある葉は取り除きます。

収穫が遅れると、茎が硬くなり筋が張ってしまうので、できるだけ早めに収穫するのがポイントです。

コールラビの生育適温と栽培時期

コールラビの生育適温は「20度前後」なので、栽培時期は、3月から4月の中旬までと8月下旬から9月下旬までが種まき、5月に植え付け、6月~8月上旬までと11月から12月までが収穫となります。

重ねて言うようですが、収穫が遅れてしまうと茎が硬くなり、味が落ちてしまうので、少し早めに収穫するのがポイントです。

コールラビ栽培で注意したい病害虫

コールラビはアブラナ科の野菜なので、特に、アブラムシやアオムシには注意が必要です。

また、病気には「べと病」「苗立枯病」などがあるので、葉の表面に白や黄色の斑点が出た場合は病気を疑ってみましょう。

他にも、アブラムシやアオムシのほかに、コナガやヨトウムシなどの被害も考えられます。

どの病気も害虫もこまめに葉の裏を観察していれば、早期に発見できるので、虫なら速やかに捕殺する、病気を防ぐなら、水はけのよい土に植える、清潔な培養土を使うなどして対策してみてください。

コールラビの栽培は早期に収穫がポイント まとめ

それでは、コールラビをコンテナで栽培する時のポイントや種まき、間引きや増し土、収穫の手順、気を付けたい病害虫などご紹介してみました。

コールラビはキャベツなどと同じくアブラナ科の野菜なので、アオムシやアブラムシの被害を受けやすいため、早期に発見できるように、小まめに葉の裏側などを確認するのがポイントです。

また、収穫の時期が遅れると、筋張って食べづらくなるので、早めの収穫を心がけてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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