コンテナでアシタバを栽培するなら?育てるポイントと手順を解説!

コンテナでアシタバを栽培するポイントと手順 明日葉(アシタバ)

アシタバは、コンテナ(プランター)栽培初心者でも取り掛かりやすい丈夫な野菜です。

一度植え付ければ、長期間収穫が楽しめる野菜なので、1鉢用意しておくのがおすすめです。

また、アシタバは病害虫にも強いですが、反面、アゲハの幼虫やアブラムシが付きやすい野菜であることに注意してください。

今回は、コンテナでアシタバを育てるポイントや栽培手順などご紹介します!

コンテナでアシタバを栽培する手順

コンテナでアシタバを栽培する手順

コンテナ(プランターなど)でアシタバを栽培するなら、市販の苗を使う場合は「鉢上げをする」、「夏の直射日光を避けること」、「アゲハ蝶などの幼虫(害虫)に注意すること」などがポイントになります。

それでは、以下に植え付けから収穫までの手順を見ていきましょう。

手順①明日葉の植え付けのポイント

まず、4号ポットに鉢上げした苗を、7~8号の鉢に植え付けましょう。

鉢に培養土を入れ、苗をポットから取り出したら、根鉢が崩れないくらいに根が育っているのを確認します。

もし苗がまだ育ちきっていない場合は、4号ポットに一旦植え替え、鉢一杯に根が張るまで成長させてから、以下の手順に進んでください。

育っているのを確認したら、次に用意した鉢の上に置き、培養土を足し入れましょう。

苗の表土と同じ高さまで土を入れたら、そっとならします。

十分に行きわたるまで水を与えれば、植え付けは完了です。

手順②明日葉の増し土と追肥

植え付け後、しばらく経つと土の表面が下がってくるので、茎の分かれ目に土をかぶせないようにしながら、土を足していきます。

土が入ったら、表面をならしましょう。

深く埋めないことが大切なので、新芽が出る部分が土に埋まらないように注意が必要です。

アシタバの場合、5~10月の成長期には、薄めの液体肥料を定期的に与えます。

増し土の作業が終わってからは、土に肥料がすでに含まれているので、1か月くらいの間は追肥が必要ありません。

また、冬の間は肥料を与えないように注意してください。

手順③明日葉の収穫

新葉の育ったものから順に収穫していきますが、新葉かどうかを見分けるには、葉に照りがあるかどうかで判断してください。

収穫の際には、次の葉が出ている部分を残すのがポイントで、全て収獲しきらないようにしましょう。

茎が枝分かれしている部分の少し下でカットし、新葉が硬くならないうちに収穫するのがポイントです。

明日葉の生育適温と栽培時期

アシタバの生育適温は「15~25度」なので、栽培時期は、5~7月に植え付けをし、6~11月の間に収穫します。

ただ、春から収穫する場合には、翌年からの収穫となる点に注意してください。

基本的には丈夫な野菜なので、難易度は高くありませんが、上記のポイントを踏まえて、できるだけ長く収穫ができるように育ててみてください。

また、コンテナで栽培する時には、深型の65cmプランターに2株ほどが植え付けの目安となります。

明日葉栽培では「キアゲハ」などの幼虫に注意

アシタバには、キアゲハの幼虫が付きやすいので、早期に発見し駆除しましょう。

また、風通しが悪い状態が続くと、今度はアブラムシが発生しやすくなります。

キアゲハの幼虫だけでなく、モザイク病の発生原因になるアブラムシも、早期発見して駆除するのがポイントです。

キアゲハの幼虫は、セリ科の植物に発生しやすい害虫で、アシタバもその仲間であることから、似た害虫が発生しやすくなります。

アシタバの栽培は初心者向け? まとめ

それでは、アシタバをコンテナ(プランター)で育てるポイントや栽培の手順、注意点などご紹介してみました。

アシタバは、とても丈夫で育てやすい作物なので、初心者向きと言われています。

アシタバは、副菜としても優秀なので、ぜひコンテナで栽培して長く収穫を楽しんでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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