こんにちは。トレトレです。
夏を代表する果物と言えば、前回ご紹介したメロンもそうですが、スイカの思い出をお持ちの方も多いんじゃないでしょうか?
スイカも小玉タイプならプランターで育てられるので、夏が来たと思わせるあの独特の香りも楽しめます。
ただ、スイカはメロンよりも育てるのが難しいと言われており、ちょっと初心者向けではないかもしれません。
今回は、それでもスイカを自宅で楽しみたいという方に、育てた方のコツをご紹介します!
小玉スイカをプランターで育てるなら?
小玉スイカをプランターで育てるなら、少し他の野菜や果物と比べると難しいかもしれません。
ただ、その分うまく収穫出来たら、喜びも倍になりますよね。
もし、プランターで小玉スイカにチャレンジしてみたいという方は、以下のポイントを参考に、まずは苗選びから始めてみてください。
小玉スイカの苗の選び方
小玉スイカの苗を選ぶときには、まず葉の色が濃くて、病害虫の被害を受けておらず、本葉が4~5枚付いているものがおすすめです。
また、葉と葉の間(間節)が短くて間延びしていないものを選ぶのがベター。
もし低温や病気に強い苗を選びたいなら、少々値段は張りますが「つぎ木用」と書かれた苗を選んでおくと安心です。
小玉スイカのプランターの選び方
畑とは違い、プランター栽培では横に広がって伸びれない分、できるだけ深く根が張れるように、直径や深さがどちらも30cm以上の大きさの、深くて大きいタイプを選ぶのがポイントです。
小玉スイカが育てにくいとされるのは、本来広々とした場所で育つスイカを、狭いプランターで育てようとするからかもしれないですね。
小玉スイカの置き場所
小玉スイカは、夏野菜の中でも一番、強い日差しと高温を好みます。
なので、ベランダで育てる時にも、一番日当たりの良い場所を確保して、日光が当たるようにしてみましょう。
また、小玉スイカは寒さに弱いので、植え付けも最低気温が16度以上になってからがおすすめです。
小玉スイカの水やりの頻度
小玉スイカは、受粉から20日間で実の大きさが決まるとも言われています。
その間に、一度でも水切れをしてしまうと、それ以上は実が大きくならないので、常に水が切れないように注意してください。
ネット吊りも必要?
小玉スイカは、直径5~6cmほどに育ったら、重みで落ちたり、つるが折れたりしないように、ネットで吊るす必要があります。
生ごみ用のネットや女性のストッキングでもOKなので、ネット吊りの手順も忘れないようにしてください。
小玉スイカの育て方のポイント
小玉スイカは寒さに弱いので、植え付け時期も最低気温が16度以上になった頃に始めます。
根が深く広く張るので、大きくて深いプランターを選ぶことも大切ですが、朝顔の支柱を使えば、ベランダなどの狭い場所でも育てられます。
以下に、育て方のポイントと手順をご紹介します。
- 小玉スイカは、日当たりがよく水はけのよい場所を好むので、プランターに植え付ける時には、まず、鉢底石を多めに入れるのがポイントです。
- その後、土を山型に盛り上げて植え付けるようにしましょう。
- 親づるが伸びたら先端をカットし、元気のいい2本を選んで育てます。
- 苗が小さいうちに付いた実は置いても大きくはならないので、摘み取りましょう。
- 葉が17~18枚ほどになったら、花に人工授粉を施します。
※受粉から35~45日で実の成長が止まった場合は、その実は大きく育たないので、付け根からハサミで切って収穫するのもポイントです。 - 1株に2玉ほどに絞って育て続け、水切れや肥料切れに注意しながら、大きく甘いスイカを育てましょう。
スイカの葉が枯れるのは失敗?
スイカの葉が少しずつ黄色くなる時には要注意で、茶色くカサカサになったら、ぼたぼたと落ちてしまうなどの失敗があり得ます。
傷んだ葉を取ってしまってから、乾燥に注意して育てるようにします。
普段から、葉の裏側に水のスプレーを勢いよくかけるようにし、風通しの良い場所に置くなどして、ハダニを予防してください。
小玉スイカは収穫できるとハッピーになれる?
それでは、プランターで小玉スイカを育てる時のポイントを、苗の選び方やプランターの選びかなど、手順もご紹介してみました。
小玉スイカは、なかなかに難易度が高い果物ですが、その分収穫出来た時の喜びは大きいです。
ぜひ、夏にはとれたてのスイカを収穫し、ひと夏の思い出として楽しんでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!