こんにちは。トレトレです。
果物の中でも王様と呼ばれるほどに高級感のあるメロンですが、ミニサイズならプランターでも栽培することができます。
育てやすさもナスに比べると簡単ですし、自家菜園でメロンが取れたらテンションが上がりますよね。
育て方にはポイントもあるので、今回は、苗の選び方やプランターの選び方、育てる手順などご紹介します!
ミニメロンをプランターで育てるなら?
ミニメロンをプランターで育てるなら、植え付け開始はゴールデンウィークの頃です。
果物の王様とされるメロンも、ミニサイズの品種が出てきたことで、家庭内でも育てやすくなりました。
もし、ミニメロンにチャレンジしたいと言う方は、以下のポイントなど参考にしてみてください。
ミニメロンの苗の選び方
ミニメロンの苗を選ぶときには、葉の色が濃くて、虫食いの跡がなく、病気にかかっていないものを選ぶのがポイントです。
さらに、葉と葉の間(関節)が間延びしていなく、がっしりとしたもので、本葉が3~4枚付いているものがベター。
もし選ぶのに迷った場合は「つぎ木苗」と書かれているものを選べば、値段は多少高くても、丈夫で病気に強いので初心者向けの苗と言えます。
プランターの選び方
ミニメロンの根は、地表近くに浅く広く伸びるので、表面積の大きいプランターを選ぶようにしましょう。
プランターの表面積が大きいタイプを選べば、根ものびのびと育つので、養分をたっぷり吸ってくれて、地上部の実も大きく育ちます。
プランターの置き場所
ミニメロンは日光が好きなので、長時間日の当たる、かつ風通しの良い場所に置きます。
もしベ日当たりの悪い場所しかない場合は、台に乗せるなど工夫をしてください。
また、ミニメロンの根は地表近くに浅く広く伸びるので、真夏の直射日光に当たると弱ってしまいます。
土の上に藁などをかぶせてカバーしつつ、日当たりの良い場所に置くようにしてください。
水やりの頻度
ミニメロンは、受粉後に水切れしてしまうと実が大きくならないので、土が乾いたと思ったら、たっぷりの水を与えます。
ただ、収穫時期が近付いた場合は、水やりを控えめにするのもポイントで、うまく水やりをすれば、より甘くておいしいミニメロンが収穫できます。
ミニメロンの育て方のポイント
ミニメロンは、植え付けはゴールデンウィークの頃で、ベランダで育てるなら、朝顔用の支柱を使い、コンパクトにするのがおすすめです。
以下に、育て方のポイントをご紹介します。
- プランターに鉢底石を入れ、縁から3cm下まで培養土を入れます。
- 中央に穴をあけたら、苗を入れましょう。
- 周囲に土をかぶせたら、平らになるように軽く押さえます。
- つるが伸びてきたら、支柱に結び付け、本葉が6~7枚になった頃を見計らって、つるの先端をカットしましょう。
※カットした所から伸びた脇芽は、小づるを3本残して育てます。 - メロンには雄花と雌花(花の付け根が膨らんでいる方)があるので、花が咲いたら、雄花を摘んで花びらを取り、めしべに花粉をつけて受粉させましょう。
※花粉の多い朝の9時までに済ませましょう。 - 実を膨らませるために追肥もスタートし、その後2週間ごとに追肥を繰り返します。
- 実の数は生育の良いものを2~3個選び、後の実は摘み取っておきましょう。
- 甘い香りが強くなって、ヘタの付け根にヒビが入ったり、お尻を触って弾力を感じたら、収穫時期です。
実にヒビが入るのは失敗?
ミニメロンの皮に大きなひび割れが発生したら、とりあえず病気ではないので安心してください。
ひび割れの原因の多くは、実が成長する途中で水が不足したり、小さな傷が付いたりすると、徐々に広がることからです。
何日か水やりを忘れて乾燥した状態で、一気に水やりをすると、中身が膨張し、皮が耐え切れずひび割れになります。
できるだけきれいなミニメロンを収穫したいなら、水切れには十分注意してくださいね。
ミニメロンは水切れに注意
それでは、ミニメロンをプランターで栽培する時の育て方のポイントや苗、プランターの選び方、育てる手順などご紹介してみました。
ミニサイズとはいえ、果物の王様とも呼ばれるメロンを収穫出来たら、テンションも上がりますよね。
水切れがひび割れの原因になることも多いので、水やりは小まめに行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました!