こんにちは。トレトレです。
我が家では、ナスがよく食卓に並ぶこともあり、ナスが収穫できる時期は、焼きナス、揚げ茄子、中華、洋食など本当にさまざまな料理に使っています。
ただ、こちらのナスはプランターでも育てやすいとは言えなくて、ちょっと上級者向けの野菜とも言われているんですね。
そこで、今回は、ナスをプランター栽培する時の苗の選び方から収穫までのポイントなどをご紹介します!
ナスをプランターで育てるなら?

ナスをプランター栽培するなら、まずは、上級者向けの野菜ということもあり、苗選びが最初のポイントになります。
ナスはそもそも赤道直下のインドが原産と言うこともあり、日本の高温多湿の環境でも元気に育つ、夏野菜の代表格です。
日光が大好きなナスを、プランターで栽培出来たら素敵ですよね。
以下に、ナスの苗の選び方やプランターの選び方、水やりの頻度など詳しく解説します。
ナスの苗の選び方
まず、ナスの苗を選ぶときには、茎が太くて、葉の色が濃く、虫食いの穴があいていなくて、葉の色が変わっていない(病気になっていない)タイプを選ぶのがポイントです。
ほかにも、葉と葉の間の間隔(節間)が短くて間延びしていないものを選び、つぼみか一番花がついており、双葉が残っているものがベターと言われています。
もし初心者向けの苗を選ぶとしたら「つぎ木苗」と表示があるタイプなら、丈夫で育てやすいでしょう。
プランターの選び方
ナスは、根が深く広く張るので、深型のプランターを選ぶようにしましょう。
また、水分や栄養分が多く必要となる分、土がたくさん入るような大きめのプランターを選ぶのもコツです。
水やりの頻度
ナスの実は水分を吸収して大きくなるので、一度でも水不足になると、それ以上大きくならない点に注意してみてください。
また、実が硬くなるのも水分不足が原因と言われています。
なので、水分を切らさないようにするのがまずポイントです。
置き場所
ナスは赤道直下が原産ということもあり、強い日差しが大好きな野菜です。
できれば、一日中日光が当たる場所に置くか、または台などに乗せて、常に日光が当たるように工夫してみてください。
また、土の上にシワを寄せたアルミ箔を広げて置いておけば、アブラムシ除けにもなりますし、土の水分保持力も高まります。
ナスの育て方のポイント

ナスの苗の植え付け時期は、気温が上がってくるゴールデンウィークの頃がベターです。
もし、早くに植えすぎると、気温が低いので実が硬くなる原因にもなります。
日光が大好きなので、ベランダで育てるなら、一番日当たりの良い場所に置くようにしてください。
また、水切れを起こすと、実が大きくならず、また実が硬くなる原因にもなるので、水やりの頻度も大切です。
ナスの育て方の手順
深くて大きめのプランターを選んだら、いよいよナスの苗の植え付けをしていきましょう。
以下に、育てる手順をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- まず、プランターに鉢底石を入れ、縁から3cm下まで培養土を入れます。
- 中央に苗が入る穴を掘ったら、ポットを外して苗を入れましょう。
- 周囲に土をかぶせ、表面が平らになるように軽く押さえます。
- アルミ箔を軽く丸めてシワをつけたら、土の表面を覆いましょう。
※アブラムシはキラキラしたものを苦手とするため、害虫対策になります。
※アルミ箔は、風で飛ばないよう、Uピンなどを上から挿して留めるのもポイントです。
※水やりした時に水が抜けていくように、割り箸でアルミ箔に8~10か所ほど穴をあけるのも忘れないでください。 - 苗に付いている土とプランターの土を両方くし刺しにする感覚で、茎と斜めになるように割り箸を挿し、茎と割り箸をひもで結んでおきます。
※苗がぐらつかなくなり、根がしっかりと伸びるようになります。 - 最初の花に実が付いたのを確認したら、中心の枝と、もう一本の元気な枝を残し、それ以外の枝やわき芽を摘み取りましょう。
※栄養が集中して、実が大きくなります。 - 2週間ごとに追肥をし、最初の頃の実は小さ目で取っておくと、秋まで長く収穫できるでしょう。
これって失敗?ナスの症状例

ナスは育てづらい野菜に分類されますが、それに比例して失敗する箇所も多いです。
以下のような症状が現れたら、まず原因を探りましょう。
- 緑の小さな点が付いたら?
葉の裏についた小さな点の正体はアブラムシです。
ガムテープや水でスプレーするなどして撃退し、普段はアルミ箔で予防しましょう。 - 葉が枯れたら?
葉が茶色くなって枯れて落ちる原因は、ハダニが原因です。
とくに乾燥すると付きやすくなるので、夕方の涼しい時間帯に、葉の裏表に水を吹きかけて予防しましょう。 - 実が硬くなったら?
ナスは、水切れだけでなく、夜の温度が15度以下になると実が硬くなります。
涼しい時期になったら、ビニールや不織布などで覆って対処しましょう。
ナスは実が硬くならないように対処しよう!
それでは、ナスの育て方のポイントととして、苗の選び方やプランターの選び方、水やりの頻度など、育て方の手順などご紹介してみました。
ナスは初心者向けではありませんが、その分うまく育てられるとモチベーションが上がる野菜でもあります。
ぜひ、実が硬くなりがちなナスのポイントを押さえて、大きく柔らかいナスを収穫してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!