こんにちは。トレトレです。
わが家の家庭菜園でもトマトの収穫が多いですが、プランター栽培でも人気のある野菜ですよね。
トマトは多すぎると少し困る部分もあるんですが、たくさん収穫出来た時にはトマトケチャップにすると、ちょっと高級感のある味になるので、毎年のように作っています。
今回は、プランター栽培でも人気のトマトの育て方など、苗の選び方から収穫までご紹介します!
トマトをプランターで育てるなら?
トマトをプランター栽培で育てるなら、まず苗の選び方が大切で、その後の育て方ももちろん収穫に影響してきます。
以下に、苗の選び方や水やりの方法、プランターの選び方など、ポイントをいくつかご紹介します。
トマトの苗の選び方
トマトの苗を選ぶときには、まず、茎が太くて葉が濃い色の緑色をしており、なおかつ、虫食いの穴がなく、病気になっていないタイプを選びましょう。
また、葉と葉の間(節間)が間延びしていなくて、双葉が付いているとベターです。
プランターの選び方
トマトは、根が深く伸びますし、草丈も長くなるので、浅いタイプのプランターだと倒れてしまいます。
なので、深さは30cm以上ある深型のプランターを選び、また横にも根が広がりやすいので、口の広いタイプのプランターを選ぶのがポイントです。
日照時間と水やりの頻度
高原地帯が原産地のトマトは、日光が大好きな野菜の1つです。
ただ、夜になっても高温の状態だと弱ってしまうため、朝日は当たるけれど、西日が当たらない場所に置くのがベストです。
もし、日が落ちてもまだ葉がしんなりするようなら、再度水やりをしても構いません。
とにかく、水を切らさないように注意してみてください。
トマトの育て方のポイント
トマトの苗の植え付けの時期は、日中の気温が20~25度になるゴールデンウィークの頃に始めましょう。
もし、ベランダでトマトを育てるなら、朝顔用の支柱があれば、高さも抑えられ、かつ幅も広がらずコンパクトに成長します。
収穫量を増やしたいなら、葉の付け根から出てくる脇芽を摘んで育てれば、長く収穫できます。
育て方の手順
深めで広口のプランターを選んだら、いよいよ植え付けの作業に入ります。
以下に、手順をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- まず、プランターに鉢底石を入れ、縁から3cmの所まで培養土を入れます。
- 苗が入る穴を掘ったら、苗を斜めに傾けて植え付けましょう。
※斜めにすることで、支柱に結びやすくなり、かつ、根が多く出る効果があります。 - 茎と交差するように土に割り箸を挿したら、紐を茎にゆるくかけ、2~3ほどねじってから支柱に結び付けましょう。
※苗が揺れ動かくなり、根が早く土に馴染む効果があります。 - 朝顔用の支柱を立てたら、成長の度合いを確認しながら、リングに沿わせるように、茎を支柱に結び付けて育てます。
- 茎と枝の付け根から芽が出てきたら折取り、最初の実が膨らんだ時点で追肥をします。
- その後も2週間ごとに追肥をしましょう。
- 収獲では、色づいたものから、実が付いているヘタを片手で持ち、奥から手前に実をひねって外すのがポイントです。
これって失敗?トマトの症状例
トマトは育てやすく初心者向けの野菜ですが、以下のような症状が現れることも多いので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
- トマトがひび割れ?
トマトのひび割れは、土が乾燥している状態で一気に水やりをしてしまうと起こる症状です。
土の温度変化を減らすのが対処法なので、常に土が少し湿っている状態を保ちましょう。 - 実の尻や中身が黒ずんだら?
梅雨明け時に急に気温が高くなり、土中の水が高温になると根が傷んで黒ずみます。
水を切らさないのが対処法ですが、同時に、土の表面を覆って(アルミ箔など)温度を下げてみてください。
※黒ずむのは生理現象の1つなので、気にしなくても大丈夫ですが、気になる場合は土の表面を覆うのがおすすめです。 - トマトのヘタが枯れたら?
収獲の時期が遅れてヘタが枯れるなどの場合は、ハダニの可能性もあります。
葉の裏などにスプレーをかけて洗い流すことで対処できます。
生でも火を通しても美味しいトマトを堪能しよう!
それでは、プランター栽培でトマトを育てる手順や、苗やプランターの選び方、問題の症状が現れた時の対処法などご紹介してみました。
トマトは初心者向けとも言われていますが、やはり基本は大切だと思いますし、割と失敗の多い野菜かなと思います。
ぜひ、育て方の手順など参考にして、どんな調理法でも美味しくいただけるトマトを堪能してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!