こんにちは。トレトレです。
「ガーデニングを始めたいけど、家には庭がないし…」と家庭菜園を始められない方の中には、それでも花を育てて、グリーンに癒される空間を作りたいと思う方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのが水耕栽培で、土がなくても手軽に家庭内に菜園が作れるんです。
花の水耕栽培にも色々ありますが、今回は球根を育てる方法をご紹介します!
水耕栽培初心者向けの球根とは?

水耕栽培初心者の方が、球根から花を栽培するなら、おすすめは花屋さんなどですでに育っている球根を買ってくることです。
球根を一から作るのは初心者には難しいので、ある程度育っている球根の方がすぐに育ちますし、技術力も要らないので、失敗も少ないと思います。
ただ、白く伸びた根の成長具合を観察したい場合は、グラス系の空き瓶などの方が成長を楽しみながら見守れるのでおすすめです。
球根は、実は生花よりもお手入れが楽なのも魅力の1つです。
ポイントは、植物の生育には教科書はなく、個体差があるので、今の状態をしっかりと見極めて育てるようにします。
必ずしもお手本通りにいかないのが、水耕栽培の魅力でもあり、楽しさでもあるんですね。
球根の水耕栽培に必要な道具

球根の水耕栽培に必要な道具などを以下にご紹介しますので、まずは基本の道具などを揃えてみてください。
①球根(ヒヤシンスなど)
球根を栽培するなら、球根自体がないと始まりませんよね。
球根の水耕栽培に人気の品種には、ヒヤシンスやチューリップ、ムスカリなどがあります。
それぞれの特徴を、以下に見ていきましょう。
ヒヤシンスの特長

ヒヤシンスは豪華な見た目と香りが良いことで知られる花の一種です。
室内で水耕栽培を始めると、2月頃からか、涼しい場所で育てていれば3月から4月頃には開花するでしょう。
ただ、花が大きくて垂れやすいので、咲いたら、花の茎をカットして飾るのがおすすめです。
チューリップの特長

チューリップも華やかな見た目が可愛い花ですが、水耕栽培に使うなら、小ぶりのタイプがおすすめです。
とにかく種類が多く、原生のものも合わせると100種類以上あります。
ただ、球根の皮が硬いことも多いので、育てる時には、皮に切れ込みを入れるなどして対処します。
ムスカリの特長

ムスカリは、ブドウの房のような花を咲かせるタイプで、暑さや寒さに耐性があるので、土に植えると数年は植えっぱなしにできる種でもあります。
水耕栽培をするなら、咲き終わって種ができる前に花をカットするのがおすすめです。
毎年3月から5月頃に開花するので、お手入れが簡単な球根を選ぶなら、ぜひ候補に入れてみてください。
②栽培するための容器
水耕栽培の場合、決まった容器はありませんが、球根のサイズに合わせた容器選びが大切です。
球根を乗せても水没しないような、くびれた形のものが使いやすいと思いますが、フック付きの網などを活用すれば、おしゃれなグラスなどでも育てられるので、こちらはアイディアの見せ所ですね。
③液体肥料
ヒヤシンスのように大きな球根なら、水だけでもある程度までは育ちますが、小さい球根の場合は、液体肥料は必須と言えます。
水耕栽培の初心者が液体肥料を選ぶなら、実績のある会社の方が失敗は少ないと思いますので、たとえば、液体肥料ハイポニカを選んでおけば安心です。
④水道水
水耕栽培であっても、特別な水は必要ないので、水道水でも十分に育ちます。
ただ、お風呂の残り湯などは、雑菌などいろいろなものが含まれているので、水耕栽培には使わないようにしましょう。
また、できるだけ清潔な水を使えば液体肥料との相性も良くなるので、水道水でも十分ではありますが、汚れた水などは使わないようにしてみてください。
育てた球根を小さい容器に活けるなら?

せっかく球根から花を育てるのですから、他の容器に移し替えて楽しみたくなりますよね。
もし小さい容器に活けるのであれば、ポイントは、長すぎる根やもじゃもじゃ毛をカットして整えることです。
小さい容器に移すと、球根がむき出しの状態になるので、ちょっとユニークな印象を与えます。
途中で折れてしまったときには、花の部分だけをカットし、日陰を選んで保存しましょう。
球根は意外と育てるのが簡単
それでは、水耕栽培初心者が球根から花を育てる時におすすめの球根の選び方や、球根を育てる時に必要な道具などをご紹介してみました。
球根はある程度育ったものを買ってくれば、初心者でも簡単に開花させることができます。
ぜひ、人気の球根を選んで、水耕栽培を楽しんでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!